推しが何故ここにいるの!?【鬼滅の刃】【柱】

食後、台所にて ページ22

みんな食べ終わった。
もちろん、皿に乗っていたご飯は全てなくなった


やっぱり9人いるんだからこれくらい食べるよなぁ
なんか小学校の給食作ってるみたい…やったことないけど


柱のみんなは自分の部屋に帰ったらしい

私は片付けようと思い、今は食器を運んでいる


蜜璃ちゃんも胡蝶さんも手伝う、って言ってくれたんだけどさすがに悪いからね
柱の人達に水で手、冷やして欲しくないからね


考えながら歩いていると、人は不注意になるようで…
下にあったコンセントに足が引っかかった


……ヤバっ！！ 転ぶｯ！！！
私は次にくる衝撃に備えて目を瞑った
結構な食器の枚数を持っていたからなぁ…


しかし、いくらたっても痛みを感じることは無かった


恐る恐る目開けると




イケメン(宇髄さん)



「地味に転ぶんじゃねぇぞ。」

といい、私をしっかり立たせてくれる。

サラッと私が持っていた食器の半分以上を持ち台所へ向かう



いや、ヤバい、イケメンすぎん？
買い物の時もだったけど、支えてくれた時の腕とかもう優しいし！！

優しいけどガッチリしてて……もうね、爆発案件なのよ


台所に着くと宇髄さんは水を出し、食器を洗い始めた。




『あ、あのｯ「…悪かった。」…え？』


いや、今謝るのって私じゃない？
なに柱に、宇髄さんに食器洗わせてんの、って


「買い出しの時、つい調子に乗った。すまん。」




あ、まさかあの路地でのやつ？
いや、あれ私にとってはただのご褒美だったんだけど


『全然気にしてないから大丈夫。
宇髄さんもそんなこと気にしなくてよかったのに』





「だって………た……ないか……。」

『え？』

「泣きそうな顔、してたから……」



んあ？あ、それ多分宇髄さんの顔面に悶えてたからで
別に嫌で、とかではなかったんだが



『いや、あれは少し違くて｡ちょっと恥ずかしかったっていうか』



そういうと宇髄さんは今日1番の笑顔で
「なんだ、良かったぜ。」



『私が宇髄さんを嫌いになることは一生ありませんよ』

一方的でも、ずっと見ていたから



「…ｯ……ありがとな。」

『いえいえ、当たり前です。』




「Aさ……」

名前呼びきましたぁぁぁ！！！



『ん？』
平常心、落ち着け




「お前は一体、何者なんだ？」






え……？

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