推しが何故ここにいるの!?【鬼滅の刃】【柱】

料理、頑張るぞい！ ページ19

家に着いた私は、すぐに料理を開始した


……何作るんだったか、あ、そうそうふろふき大根と鮭大根と生姜の佃煮と炊き込みご飯とさつまいもの味噌汁
あと、デザートの桜餅とおはぎ……




いや、キッツ……！！！！
でも仏壇に飾る料理は柱の皆があの世で食べると思って、
一生懸命料理を勉強したんだよねぇ



そのおかげで柱のみんなの好きな食べ物くらいは簡単に作れる



あ、お仏壇……、大広間だわ
みんなで集まるところ…


あれヤバい、隠さなきゃ



せっかく業者さんに頼み込んで作ったんだ
処分する訳にはいかない




絶対、閉め忘れには気をつけよ





私は大根を切り始めた
流石に大根3本切ったあたりで疲れてきたが




なんせこんな量の大根、一人暮らしで切らんわ



はぁ、とため息をつくと後ろから急に抱きつかれた

……抱きつかれたｯ！？！！？




腹部を見ると2本の腕が腰に回っている。
いや、誰ｯ！？！？！？！？




「これで、何作るの?」



むいくんかいっ！！
可愛いな、もう……倒れちゃう



『ん？ 大根だと、鮭大根とふろふき大根だよ
時透くん、好きだと思ったから。』


「ふろふき大根だけでいい」



え、可愛すぎん？



『また今度ふろふき大根だけつくるから、ね？』



「うん。」


渋々頷いてくれた、可愛い。無理、尊さ限界突破。


………



『そのままでいたいの？』


腰から離れる様子がない


「邪魔しないから」


邪魔だとは少しも思ってないけど
むしろご褒美


『大丈夫だよ、邪魔だと思わないし』


やっぱり急に知らないところに来て不安だったかな
まだ14歳だもんね。



『でも、私動いてるから苦しくない？』


「ううん、落ち着く。」



……私、今日命日なのかな。そうだ、命日なんだね
素晴らしい最後の思い出だよ、冗談じゃなく



『時透くんは可愛いなぁ』



つい、口からこぼれた本音
するとむいくんは頬をふくらませた

なんか私、やっちゃったかな



『ごめｯ「あ、あら！！邪魔してごめんなさいね！！！」




遮られた…







そこには桜色の神の女の子がいた



ーーー
P.S.
すみません、全体的に少し変えました

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す