推しが何故ここにいるの!?【鬼滅の刃】【柱】

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私は走って小さな路地まで行き、足を止めた





『なんの用よ、もう私は関係ない。帰って』



するとゾロゾロと黒いスーツを着たガタイのいいオッサン……、顔がイマイチな方たちが出てきた




「お帰りいただけるまで、私たちは貴方様を追いかけます
私たちは、あの方のご命令に従うだけです」




……面倒くさぁぁい！！！
今から頑張ってご飯作らなきゃなのに！！


柱の方たちにご飯振る舞わなきゃなのに！！！





『あの人に伝えて、私は絶対帰らない
意地でもここに縋り付くって、あなたの思いどおりには動かないって』




そう言ったら男たちは考える素振りをして




「それでは少し強引でも捕まえさせていただきます。
無理やりにでもあなたを連れてこい、と言われておりますので。」




そういうとスタンガンがチラッと見えた。
もっと上手く隠せよ。バカか？ どうせ、後ろからバチッってやるつもりだろ



男たちは予想通り襲いかかってきた



……まぁ、スタンガンなら



目をつぶり、男たちの気配を肌で感じた
しかし、くるはずの痛みは来なかった




……いや何故？ 電源切れたのかな?
呑気なことを考えてると目の前から声がした



「なに、地味にやられようとしてんだよ。」









『……なんでここに?』


前が見えないほど大きな背中…、即座に宇隨さんだと理解した




「なんでもクソもねぇよ。なんで俺に言わなかった？」




その声は少し怒気を含んでて


『ごめんなさい』




気づいてたのか
素直に口から出てきた

すると頭に温かく大きな手がのせられた




「あいつら、知り合いか?」

『いや…』



すると宇髄さんは微笑んで




「なら、どうしたっていいな」



と言い、男たちに蹴りや殴りを入れた
……いや、微笑んでやることじゃないわ




宇髄さんの力は伊達ではなく、一瞬にして男たちは地面とねんねしてた





「もう大丈夫だ。安心しろ、だがな……」



……怖いわ、さすが柱。雰囲気だけでチビりそう





「隠すな。ああいう奴らに絡まれたら直ぐに俺に言え」

『でも、私はそこまで弱くないし……』






すると宇髄さんは眉間に皺を寄せ、私の手首を勢いよく掴んだ


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