両片思い【東京卍リベンジャーズ】 (ページ39)

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場地side

8.3抗争から2ヶ月が経ったころ、俺の家での勉強会は日課になっていた

場地「なぁ、ここはどうやって解くんだ？？？」

『そこは前に解けるようになった、、ここ！
これを使うとスラスラ解けるよ！』

場地「おお、ありがとな」

『うん！』

千冬は最近、「俺は集会の時も場地さんと会えるので2人の邪魔しないようにしますね！」って言って来ねぇ

場地「できたぞ！！！！」

『お疲れさま！さて、答え合わせをしよう。』

場地「なあ、全問合ってたらご褒美くれよ」

今回は自信がある。

『いいけど、今日は何も持ってきてないよ？』

場地「あー、それは大丈夫」

Aと居ること自体ご褒美みたいなもんだしな。

俺は全問当てて、ご褒美にと後ろから抱きついた。
もしかしたら今日が最初で最後かも、と思ってつい力を込めてしまった。

『あのー、場地さん、？
何をされてるんですか？？？？』

場地「しようぜ？」

そうやって耳元で囁く。
耳が弱いのは知ってるから敢えて弱いところをつく

『しよう、…ん？！？！
ごめん、もう1回聞いてもいい？』

場地「しよーぜ。」

すげー真面目な顔してんだろな、俺

『するって、その……』

場地「だから、俺とセ『分かったから！』まじ！！？」

『ちょっと、、待ってちがう聞いて
その分かったじゃないって…ば！』

弁解されてももう聞く気はねぇ。

ずっと我慢してたし、そろそろ限界

『分かったよ、場地くん。いいよ？

でも、わたし、初めてだからその、優しくして欲しいな…』

なんか、グッと来た。
優しくは多分無理だし、俺は今理性を抑えるので精一杯だ。

場地「………頑張る。」

その日、俺らは1歩大人になった。

次の日、休日で良かったと心から思った。

場地「てか、A思ったより発育いいのな。」

『恥ずかしいので、辞めてください…』