36 ページ37
更に階段を上がると見知った顔があった
マイキー「お、来たきた」
『佐野くんと龍宮寺くんと、三ツ谷くん…!』
良かった、知らない人いない!
マイキー「なんだ、みんな知り合いか」
『実はそうなんです!
あ、そうだ。今日話してた抗争って、みんなで喧嘩とかするんですか?』
ドラケン「そうだ」
『危なそう…
みなさん、気を付けてくださいね』
軽く雑談してお開きとなったが…
「だめ!!今日は俺が後ろ乗せてくの!!!」
「嫌っす!いくらマイキーくんでもそれは譲れない!!俺がうしろ乗せます!」
「いや、お前じゃダメだ、あぶねえし。
俺が乗せてく」
「お前来る時乗せてたろ。俺が送るよ」
やって来ました第2回じゃんけん大会
今日の勝者は佐野くん
『この前、次に乗せてって頼みましたもんね…!』
そう言うと目の前の彼は満面の笑みを見せて頷いてくれた
可愛いなおい
マイキー「A1人で乗れる?」
少し余裕のある笑みで話しかけてくる
『この前三ツ谷くんのバイク乗らせてもらったし、分かりますよ!!!』
三ツ谷くんのバイクより座るところが安定していて乗りやすかった
マイキー「後ろにバーあるけど、Aは危ないから俺にちゃんと掴まっててね」
私が座ったことを確認すると跨りながら教えてくれる
マイキー「手は、ココね?」
『えっ…!!!』
マイキー「思いっきりぎゅーってしても良いんだよ?」
『し、しないですよ!!!』
マイキー「アハハッ、面白いなぁ、Aは。」
それから何度かいじられはしたものの無事に家まで送り届けて貰った
『佐野くんわざわざありがとうございました!』
マイキー「俺が好きでやってることなんだし、気にしないでいいよ。
それにここまで東卍と関わってくれても離れて行かない子って中々いなくてさ、Aには感謝してる。
ありがとな」
そうやって微笑んだ佐野くんは私より1つ上の中学生とか思えないほど大人な顔をしていた
221人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:HAL | 作成日時:2021年10月10日 3時