実らない恋 (ページ12)

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『えっと、佐野くんは東京卍會のトップ？なんですね？？』

マイキー「そうだよ」

『それで、龍宮寺くんが2番目と。』

ドラケン「おう。」

『それでその、みんなのお洋服は三ツ谷くんが作ったって聞いたんですけど』

三ツ谷「Aのも作ってやろうか？」

『え、遠慮しておきます…。
それに、お洋服ってそんなに気軽に作れるんですね…』

情報量が多すぎて何が何だか。

『それでエマは、佐野くんの妹なんだっけ？』

エマ「うん！！！」

『なるほど。

……だからあの時変な人たちは変なこと言って逃げてったのか、納得。』

エマ「マイキーの妹ってだけでビビられるからそういう時便利なんだよね。
でも、中学入った当初はマジで友達できなかった」

『そうなんだ、大変そうだね…』

エマ「ウチにはマイキーとドラケンたちいるし、Aとも仲良くなれたからいーの♡」

『エマ、好き。』

エマ「待って待って、今日はこんなことを話そうと思ってたんじゃないや！思い出した！！」

『え？』

エマ「A、バイク乗ったことある？」

『バイクか………

無いかな？』

うん、記憶の限りでは無いよね。

エマ「よっしゃ！マイキー！
後ろ乗っけてあげて、ツーリングいこ！」

『エマ、ストップ。
ちょっと話の意図が読めない。』

エマ「下にバイクあったでしょ？
そこにあったバイク全部マイキーたちのだから、Aにも乗ってもらいたいなと思って！
バイクの後ろって凄い楽しいんだよ！！！」

そっか、エマは私のことを励ますために呼んでくれたんだ。

あれ？えっと、バイクの免許がとれるのって確か

『みなさん、高校生なんですか、？』

マイキー「俺らみんな中学生だよ。

________________無免許運転♡」