【鬼灯の冷徹】閻魔の補佐になるとこうなるから気をつけましょう｡『男主』 (ページ24)

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30話ページ24

鬼灯side

あれから1週間経ちました。

もうすぐ…着きます…。

絶対…迎えに行きますから。

白澤｢ていうか、考えてるのかよ？
どーするかとか…。｣

……そう言えば…。

鬼灯｢…考えてません。(ｷﾘｯ)｣←

白澤｢はぁぁあ？！馬鹿じゃねぇの？！｣

バカとは心外です←←

桃太郎｢あと少しで月に着きますよ｡
落ち着いてください。｣

白澤｢なんでそんなに冷静なの？！｣

桃太郎｢当たってぶつかる！
それ以外ありますか？！｣

そうだぞギャンギャン

うるさいんだよ白豚が←←←

鬼灯｢……まぁ…捕まるでしょうね。
でも…それでいいんです。｣

敵は中から壊すのが一番いい。

…私から…Aさんを奪った罰です。

地獄の一輪の花を、

切り取って…持って行きましたね？

鬼灯｢…私からの贈り物ですよ｣

自然に口角が上がる。

白澤｢…なーんだ…しおらしくなった
と思ったら､いつものお前じゃんか。｣

シロ｢やっぱ鬼灯様は普段通りがいいね！｣

柿助｢そうだな！｣

ルリオ｢A様も安心してくださる
ことでしょう！｣

なんだ…本調子じゃないのが、

バレていたみたいですね。

………ふと、

微笑みを、

向けてみた……。

全員｢？！？！(笑顔に合わねぇ！？)｣←

鬼灯｢……。｣

皆の前では、

一生笑わないと決めた鬼灯であった。