「季節外れのバレンタイン」Part2 ページ14
Aside
と、言うわけで地上に降りたんですが…。
地上はもう夜だったようで、
街はバレンタイン色に染まっていた。
『…少し肌寒いな』
見渡せばどの店も煌びやかで、
大きなポップやハートで着飾っていた。
『…うーん。どうしよう』
「今年のバレンタインは、
手作りにしてみてはどうでしょう?」
『…!』
…手作り。
画面に映された可愛らしい人が、
そう言った。
「それは好きな人に…だけでなく、
友人や家族にも、大好きを伝えるチャンスです」
『…///』
大…好き…。友人…家族……。
……好きな人…。
『まずは本屋からかな//』
…なんだかんだで、
今年のバレンタイン…ちょっと楽しみかも。
ーーーーーーーーーーーー
『むむむ…意外に難しいんだな』
帰宅後すぐに本屋で買ったレシピを見てみると、
沢山の工程がズラリ。
『あ…初心者向けあった』
成程…トリュフね…。
精一杯やってみよう…!
ーーーーーーーーーーーー
ここまで順調…!後は冷やして丸めて塗す…!
『よし…!』
これは根気が必要だ…。
世の中の女性の方々はこんな苦労してるんだ…。
毎年毎年…大変だ…。
『あ、そうだ。ラッピングって
どうやってやるんだろう…?』
あ…できるかな…。←
ーーーーーーーーーーーー
『やっと出来た〜!』
どれどれひとつ食べてみよう…。
『…!!』
美味しい…!!
頑張った甲斐があった…と思う!←
*〜ラッピング中〜*
ッ出来たけど…。
ラッピングの袋がうさぎ柄…。
『うさぎ…この歳でうさぎ…』←
ま!気にしない気にしない!
『よし!寝よう!』←
ちょっと…いや、結構。
明日に期待しすぎて、
なかなか寝付けなかった。
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作者名:珀 | 作成日時:2018年2月4日 16時