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『俺は、生まれてきてから今日に至るまで、愛されてきたことがない。父さんや母さん、姉さんにも。みんなは姉さんにたくさん愛されていたね。楽しそうにみんなのことを話す姉さんが、忘れられないよ。....だから、俺は愛されたいけど、みんなを愛せないんだ。愛し方を知らないから。こんな俺でも、主と呼んで、愛してくれる？』
しつこいだろう。
鬱陶しいだろう。
何を思われてもいい。
離れられたっていい。
誰か一人でも、こんな俺を愛してくれるというやつがいれば。
加「そんなの、当たり前じゃん。」
大「清光の言う通りだよ！僕たちが主を愛さなきゃ、他に誰が愛するの！？」
堀「そうだよ！主さんが愛し方を知らないなら、僕たちが教えてあげるから。」
和「つべこべ言わずに、大人しくオレらの主になってろよ。」
驚いた。
こんなにも真剣になって俺と向き合ってくれている。
俺を思ってくれている。
今の俺には、これだけで充分幸せだ。
『みんな............。ありがとう....っ！！』
加「あ〜もうほら、泣かないの！」
和「まずは泣き虫から直さねえとな！」
姉さん、俺、今最低なこと思ってる。
何とは言えないけど、それでも。
これだけは言わせて。
『ここに来ることができて、よかった。』
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魄鴉(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年10月7日 1時) (
レス) id: 1062c19011 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 面白かったです。引き続き楽しみにしています！更新頑張って下さい。 (2017年10月5日 11時) (レス) id: c5e0ba92a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魄鴉 | 作成日時：2017年9月12日 22時
