もしもの世界。 16 ページ37
◇
すると、遠目だけど礼拝堂が見えて来た。
五条「あそこだな」
「え、速っ」
悟は礼拝堂を見つけると同時に走っていたスピードを上げ、見えなくなってしまった。
そして遠くからドアを開ける音が聞こえると、「キャ―――!!!」という黄色い歓声が聞こえた。
あ、そっか、ここは女学院。年の近い男子なんていないわけだから興奮するのも当たり前か。
教師「あとコレ、私のTEL番」
「「「お゛ぉ゛ーい!! 条例違反!!」」」
そして着いたと思えば、音楽教師が悟に自分の携帯番号をコッソリ教えていた。え、何してんの?
ていうか早く理子ちゃん連れて高専に行かなくちゃ本格的にヤバイ。
「あの「るせー!!教職の出会いのなさナメんじゃないわよ!!」
女子「それは私達だって同じでしょ!?」
「あn「教師が年下趣味とか見損なったわ!!」
教師「はぁ!? 光源氏ディスってんの!?」
「…………」
私はいつ呪詛師が襲来してくるか分からない焦りと話を聞いてくれない苛立ちで礼拝堂のドアを思いっきり殴った。
ドゴッ!!!という音が突然響いたので、皆はシーンとして私の方向を向いた。
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ひふみ。 - あんっちさん» ありがとうございます!! これからも推しの力で頑張ります!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: e27b1a5dfd (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - ひふみ。(作者)様!素敵な作品をありがとうございますっ!これからも更新頑張ってください。応援してます! (2021年1月23日 13時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひふみ。 | 作成日時:2021年1月3日 20時