第147話 ある思い出。 ページ4
▽ ▽ ▽ ▽
……誰かに抱っこされている気がする。
少し不安定なんだけど、私を大事に抱えているような。
少し力を入れたら壊れてしまうんじゃないか、ちゃんと持っていなきゃ溶けてしまうんじゃないか。
でも今は、そんな不器用さがただただ嬉しい。
△ △ △ △
釘崎「A!!」
目を覚ますと、前には息を切らした3人がいた。
「……どうしたの?」
釘崎「どうしたの? じゃないわよ。アンタを探してたら「玉犬」が倒れて血を流してるAを見つけて……」
あ、そういえば両腕を肩と足をザックリ刺されたんだっけ。
両腕と足を見ると、布が巻かれていて止血がされていた。
茜「反吐が出る」
釘崎「わっ、どうしたの、突然泣いて!」
「……え」
私はまた泣き出した。
第148話 笑顔で許してくれるわけもなかった。→←第146話 落ち着こうわんぱく2人。
320人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひふみ。 - あんっちさん» ありがとうございます!! これからも推しの力で頑張ります!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: e27b1a5dfd (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - ひふみ。(作者)様!素敵な作品をありがとうございますっ!これからも更新頑張ってください。応援してます! (2021年1月23日 13時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひふみ。 | 作成日時:2021年1月3日 20時