呪術師、始めました。−肆−【呪術廻戦】

第１５１話　恋愛相談室ｉｎファミレス。 ページ19

「あれ、伏黒じゃん。伏黒も野薔薇ちゃんに呼ばれたの？」

伏黒「そうだよ、突然な」




伏黒は少々イライラしたご様子。

その内血圧上がって倒れなきゃいいけど。




そう思いながら、私達はファミレスの中に入って行った。




伏黒「おい、なんなんだよ」

「あれ、かわいい子がいる」




野薔薇ちゃんの前の席には、ぱっつん前髪の素直そうな子がいた。

カワイイ。




釘崎「オッス、A、伏黒ォ！！ 虎杖って彼女いるー？？」

伏黒「は？」

「ねえ、それよりもこのかわいい子だれ？」




ぱっつんちゃんは「かわいい」と言われて嬉しいのか照れた。カワイイ。




釘崎「実はこの子がかくかくしかじか」

「「！」」




野薔薇ちゃんの説明によると、前の席にいる子は小沢優子ちゃん、といって虎杖の中学時代の同級生だという。

そして……




伏黒「つまり、そういう(・・・・)ことか！？」

釘崎「えぇ、そういう(・・・・)ことよ！！」

「そういう(・・・・)ことなんだ……」




説明しよう、そういう(・・・・)ことである。




伏黒「彼女はまずないだろ」

「あー私も思った」

釘崎「根拠は？」




伏黒は野薔薇ちゃんの隣、私は優子ちゃんの隣に座った。




「６月の時、急に東京行くってことになっても困るような素振りはなかったよ」

伏黒「あと部屋にグラビアポスターが貼ってある。彼女いる奴ってそういうの貼らねーんじゃねぇか？」




なんだろう、こんな形で同級生の部屋事情知りたくなかったな。

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