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過去編 ５ ページ12
いっちばん最初に来た感覚は、柔らかい。
ちょっとでも力を入れたら、壊れてしまうんじゃないのか。
手を離したら、液体のように溶けてしまうんじゃないのか。
ありもしないそんなことをぐるぐると考え、少しの間プチパニックになる。
「あー、あー」
短い腕が自分の顔に伸びて、頬に触れる。
すると、妹はキャッキャと笑った。
「……嬉しいのか？」
そう言っても、言葉にならない言葉が返って来るだけ。
でも、それだけでも嬉しい。
「……フフッ」
その時、母から見えたのは優しく笑う兄の笑顔。
静かに笑った後「……何笑ってんだよ」と顔を赤くしながら言われるのは２秒後の話。
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ひふみ。 - あんっちさん» ありがとうございます！！ これからも推しの力で頑張ります！！ (2021年1月23日 13時) (
レス) id: e27b1a5dfd (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - ひふみ。(作者)様！素敵な作品をありがとうございますっ！これからも更新頑張ってください。応援してます！ (2021年1月23日 13時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひふみ。 | 作成日時：2021年1月3日 20時
