聞き込み ページ37
メガネ達によればゴーグルは、
説明会の直前までワカバと話していたらしい。
つまり、確かに来ていた2人が消えたということだ。
生徒とその後輩が行方不明なのだから大問題の大捜索…
とはならなかった。
なんと彼が急に居なくなるのは日常茶飯事らしく、
一緒に行動してるなら大丈夫だろうと先生に言われた。
必ず戻ってくるとはいえ早く来ないと困るので、
今回はボランティア係の私たちで学校周りを探すことになった。
で、今に至る。
「まさか、行方不明がしょっちゅうとはね…」
「ごめんね、エフテンちゃん、Aちゃん、ユウくんまで付き合わせちゃって」
ヘッドホンが申し訳なさそうに目を細める。
すかさずユウが首を横に振りながら微笑んだ。
「謝らなくていいよ。説明会の後の学校案内に外周は含まれてないし、僕からしたらちょうど良かったよ」
「担当している参加者を、担当のボランティアが探すのは当然の責務だ」
とエフテンも頷きながら賛同する。
ナチュラルにこの人達かっこよすぎるわ。
「多分ゴーグルもそれを知ってて、ワカバくんを案内しようとしたと思うんだよな」
メガネが眼鏡の縁に触れながら、眉間に皺を寄せた。
「そんなに離れてないはずだし、どこかに目撃者がいるはずだよ」
「簡単に見つかるかなぁ…。というか、外周に案内できるところあったっけ…？」
「強いて言えばニワトリ小屋とか…うーん……」
唸るブルチを横目に私が前方を歩いていると、
斜め後ろにいたユウがぴくりと身体を震わせた。
「誰かいる…」
「えっ！どこ！？」
「だれだれー？」
軽快な足取りでニットキャップがユウの横に並んだ。
ユウが目を細めながら前方を指差す。
「あそこ。公園の入口付近かな？人影っぽいのが見えるよ。ベンチに座ってるのかな。ガールの子だ」
「なんでそこまで分かるの！？」
ビックリして大きな声が出る。
ユウは照れくさそうに｢生まれつき目が良いんだ｣と言った。
私は彼の指差した方向を咄嗟に見るが、何も見えない。
まず公園の入口なんて…あるな。
なんか今ようやくそれっぽいのが見えてきた。凄いわ。
何はともあれ、人がいたなら私の出番だ。
「目撃者かもしれないし、新聞部兼ボランティアとしてあそこのガールちゃんに聞き込みしてくる！」
私は公園に向かって足を踏み出した。
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( ´・ω・｀)しょぼん(プロフ) - 餅太郎0409さん» ただいまです〜！待っていらしてたとはっ！！！自分観劇で涙が止まりませぬ！！！頑張りまくります！！！ (7月13日 23時) (
レス) id: 297b174554 (このIDを非表示/違反報告)
餅太郎0409(プロフ) - ギャぁ〜!!!お帰りなさい〜!!!待ってました！これからが楽しみです！頑張ってください！！！ (7月13日 23時) (レス) @page29 id: 2ec7772a57 (このIDを非表示/違反報告)
( ´・ω・｀)しょぼん(プロフ) - かりんとうさん» ひょええぇ待ってた系の人がいるなんて嬉しすぎてハゲました…ありがとうございます(；；)！ (2022年11月10日 14時) (レス) id: 297b174554 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - 更新ずっと待ってました!!おかえりなさい!! (2022年11月9日 23時) (レス) @page29 id: daf8cc9be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・`)しょぼん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/syobon/
作成日時：2020年10月4日 14時
