知り合い ページ34
開始時間にはまだ少し早く、まだ教室には入れない。
そのため廊下では下級生がちらほら歩いていた。
ボランティアの生徒と知り合いの人も多くいるみたい。
私達は3年D組に行く前にサイクルメットと合流した。
彼は下級生にきょうだいがいて参加したそうだ。
「左からストライプ、さくら、スケボーメットだ｣
「｢｢よろしくお願いします！｣｣｣
「わー、4人きょうだいだなんて、大家族じゃん！｣
ひとりっ子の私にとって大家族は憧れだ。
目を輝かせてそう言うと、
サイクルメットは満足気に鼻をこする。
「まあなー！名付けてチーム『
｢略してブラブラー！｣
唐突の下ネタにサイクルメットは、
｢ちがぁぁあう！｣と素っ頓狂な声を上げた。
ユウはフリーズ。
私やエフテンは誰が言ったのか察して真顔。
サイクルメットが大声を上げて指さした。
「あーッ！お前ブルーチームの奴じゃねえか！｣
「ゴーグルくん！？来てたんだね！｣
私が声をかけると｢皆も一緒だよー！｣とゴーグルが笑う。
後ろから残りの3人が走ってくるのが見えた。
「ごめんなさい！うちのゴーグルがほんとに…｣
「ゴーグル！今回は転校生のユウくんも居るのにお前は！｣
「あはは…ゴーグルくんだっけ？皆もボランティアなんだね｣
ユウが苦笑を浮かべつつそう聞くと、
メガネが｢知り合いの後輩がいるんだ｣と眼鏡の位置を正す。
「ワカバくんっていうんだけど…｣
「そこに居たのかメガネ｣
ブロウが私とエフテンの間をすり抜け現れる。
気配すら感じなかったもんだからビックリしちゃった。
「メガネーズの新入りも手伝いに来てるぞ｣
「聞いてないんだけど！？｣
「お前が集会に来ないから代わりに引き入れた｣
「それはごめん…って、ボクをハブらないでよ！？｣
メガネが凍りついて動かなくなったところで、
ブロウがこちらに向き直す。
「あと10分で教室の開放が始まる。もう戻った方がいい｣
「そんな時間か！ありがとうブロウくん｣
私達はゴーグルくん達と別れると、
足早に担当の3年D組へ向かった。
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( ´・ω・｀)しょぼん(プロフ) - 餅太郎0409さん» ただいまです〜！待っていらしてたとはっ！！！自分観劇で涙が止まりませぬ！！！頑張りまくります！！！ (7月13日 23時) (
レス) id: 297b174554 (このIDを非表示/違反報告)
餅太郎0409(プロフ) - ギャぁ〜!!!お帰りなさい〜!!!待ってました！これからが楽しみです！頑張ってください！！！ (7月13日 23時) (レス) @page29 id: 2ec7772a57 (このIDを非表示/違反報告)
( ´・ω・｀)しょぼん(プロフ) - かりんとうさん» ひょええぇ待ってた系の人がいるなんて嬉しすぎてハゲました…ありがとうございます(；；)！ (2022年11月10日 14時) (レス) id: 297b174554 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - 更新ずっと待ってました!!おかえりなさい!! (2022年11月9日 23時) (レス) @page29 id: daf8cc9be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・`)しょぼん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/syobon/
作成日時：2020年10月4日 14時
