シークレットメニュー ページ19
「お待ちどうさま」
「ありがとう」
ブロウは2つの品をお盆からテーブルへ移動させた後、
私とアロハを交互に見た。
「さっき騒動起こってたけど…近くに来て平気？」
「大丈夫大丈夫。変装してるし」
私は目深に被った帽子をトントンと叩き、ニヤリと笑った。
「何かあった時の護衛も居るしね」
「何かあった時はオレが死にマス」
それを聞いたブロウがまた真顔で噴き出す。
「ていうかココ凄いね。みんな仮装して接客して楽しそう。でも……」
「でも、何？」
「アーミーくん含む十数人がいないね」
私がにこやかに笑いながら更に聞く。
「他クラと違って…その半数全員が店見て回ってるのかな？」
「…………」
ブロウの動きが明らかに固まったのを見て、
アロハまで驚愕の表情で固まる。
「それとも、何か企画があるの？」
ブロウは数秒の沈黙の後、
「…ふーん、どうせ誰も気づかないかと思った」
とポケットを探り出した。
「えっ何？オレの知らない領域で何を話題にしてるの？」
「あはは、じゃあ教えてあげる」
私は笑いながら、
アロハの頭上に浮かぶはてなマークへ視線を移す。
「予めイカスタで見つけてたんだよ。『秘密のメニュー』の情報をね」
「やっぱり知ってたんだ」
ブロウは1枚の紙切れを取りだした。
なにやら文字が書いてある。
「『シークレットメニューチャレンジ』。開催期間中に学校内をうろつく2年B組の生徒を見つけて話しかければチケットが貰えるサービスだよ。指摘されたら店員は教えてあげなきゃいけないって決まりも知ってたでしょ」
「まあね」
私はドヤ顔でカップケーキを頬張る。
チョコレートと、カボチャの味がした。
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( ´・ω・｀)しょぼん(プロフ) - 餅太郎0409さん» ただいまです〜！待っていらしてたとはっ！！！自分観劇で涙が止まりませぬ！！！頑張りまくります！！！ (7月13日 23時) (
レス) id: 297b174554 (このIDを非表示/違反報告)
餅太郎0409(プロフ) - ギャぁ〜!!!お帰りなさい〜!!!待ってました！これからが楽しみです！頑張ってください！！！ (7月13日 23時) (レス) @page29 id: 2ec7772a57 (このIDを非表示/違反報告)
( ´・ω・｀)しょぼん(プロフ) - かりんとうさん» ひょええぇ待ってた系の人がいるなんて嬉しすぎてハゲました…ありがとうございます(；；)！ (2022年11月10日 14時) (レス) id: 297b174554 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - 更新ずっと待ってました!!おかえりなさい!! (2022年11月9日 23時) (レス) @page29 id: daf8cc9be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・`)しょぼん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/syobon/
作成日時：2020年10月4日 14時
