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140話 ページ2

私とコノハは空き教室に行った。


「コノハ、長い間待たせてごめんね。今返事やるから・・・」


そう言うと、コクりと頷いた。


「ねぎま食べながらでいい?」


とコノハは真顔でねぎまを取り出した。
私は「コノハのしたいようでいいよ。と言った。


「・・・僕と付き合ってください・・・?」


とねぎまをくわえながら言われる。
かわいい!と思ったが、その気持ちを表に出さずに私はこう言った。


「・・・ごめんなさい。私、好きな人できたから・・・・」


「それってねぎま?」←


いやいや、ねぎまって人じゃない・・・。
コノハの顔をチラッと見ると、複雑そうな顔をしていた。
こんな顔にしたくなかったな・・・。


「でも、これからは友達・仲間としてでいい・・・?」


「うん・・・。答えてくれてありがと・・・」


コノハは気づいてないかも知れないけどさ・・・エネちゃんはコノハのことが好きだと思う・・・ご飯を食べてるときとかすごい愛おしそうな顔してるんだもん。
それなのに、コノハの告白に手伝ってくれるなんてね・・・。
よし、もしエネちゃんがコノハのこと好きだったら、手伝おう!


「・・・A?その好きな人って誰?手伝う・・・」


「好きな人はね、カ・・・・って言えるかぁああ!?」


簡単に教えられる訳ないじゃないですかー!
あ、もしかしてコノハ、カノが好きって勘違いしてる?
カノにLINEしてるし・・・。
そしてコロコロ表情変わってるし・・・。
後ろに気配を感じ、振り返ると、メモ帳を持ってハァハァしてる殺せんせーがいた。←


「ヌルフフフ、ヌルッ、ヌルフフ・・・」


不気味に笑っている。
そして私に気づくと、急いでメモ帳を隠した。


「・・・Aさん!コノハ君!次の授業に遅れますよ!」


私はスマホをいじりながら歩いているコノハにそっと「ごめんね」と言った。

141話→←夢主の設定 ※変更あり



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月下の黒兎 - 名前を変えました、月下の黒兎です!よろしくお願いします (2018年6月17日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 最高だああああああ!更新頑張ってください! (2018年6月16日 1時) (レス) id: bc9948bbc2 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - Aliceさん» もちろんお願いします! (2018年6月15日 17時) (レス) id: 22c96cd4ba (このIDを非表示/違反報告)
Alice - 羽龍夜さん» すみません!応援ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ頑張ります! (2018年6月10日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - こんぺいとうさん» マジですか!?ありがとうございます!全然失礼じゃないです!載せたいのですが、いいですか? (2018年6月10日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Alice x他1人 | 作成日時:2017年8月22日 8時

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