【終末戦記】CALL【CS】 (ページ4)

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過去は幸せなものだったと思っている反面身体は恐怖を覚えているのか、女性への生理的な畏怖が消えない。背中には当時の火傷跡がある。本人は無自覚。

職業はホスト。朝帰りの最中に終末が始まった。サイアク。
大変貢がれていたため生活面の苦労は全くしていなかった。財布に小銭が入ってないタイプの人類。この期に及んで金銭などなんの意味も成さないのだが。

過去の経験から女性が無意識的に苦手。だがしかし、喜ばせ方をよく分かっていた為現在の職業に落ち着いた。尚愛をこじらせた客に刺されかけたこともあり、女性への苦手意識は強まるばかりである。恋愛運がとことん無い。
また、自分を救ってくれるは人ならざる女性だと信じてやまない。女性に対する願望・偶像崇拝が強かった。いつも希死念慮を抱いており、誰かの腹の中に還るのが夢だった。
────幸か不幸か此度マユの元に舞い降りたのは、理の外より現れた、魔なる者であった。

契約関係にある悪魔のことを「女神様」と呼び、崇拝している。彼女に生きたまま食われたい。右眼もマユの許可を待たずに取られたが、全く気にしていないどころか喜んでいるらしい。

勝負事が好きだがこちらも運がない。割と貧乏くじを引く。パチンコやスロットは嗜む程度にやっていたもののいつも負けていた。ここぞという時しか当てられない。そういう事があるから余計のめり込んでしまうわけだが…。

禁煙1年目。匂いがつくから、という理由で辞めたが世界がこのような事態に陥り普通にまた吸い始めた。いつも煙草を咥えているか、フーセンガムを噛んでいる。うまい。あまりにも呑気である。

ブランド品を好むタイプ。終末の際もそれなりに値の張るものを着用していたが当然血やら何やらでぐちゃぐちゃになってしまいかなり落ち込んだらしい。尚現在は高級百貨店から拝借してきた服を着ている。ちゃっかりしている性格。貰うものはしっかり貰う。

好きなものは金、煙草、女神様。酒も好きだが肝臓をやられている為あまり飲まない。
苦手なものは”人間”の女性、人との身体的な接触。それを悟られないために普段はやんわりと逃げ表情や態度に出すことはないが、よっぽど嫌な時は強めに拒絶する。

中卒。中学校はほぼ行っていない。殆ど家に閉じ込められた状態で学生生活を謳歌した。それ故かどこか浮世離れした空気感がある。

【作成者】
やまざき