89話 ページ41
zm「なんかさ……A最近違うやつの匂いするんやけど……」
『違うやつの匂い……？』
我々師団室にて、ゾムがいきなりそんなことを言い出す。
違うやつの匂い…って言われても……。
何かをした覚えは全くない。
sha「確かにA、最近急におらんくなったり、忙しそうだったりするよなぁ……」
魔具研究師団の方に行ったりしてたからかな。
師団パーティー？とやらがあるらしく、うちの師団はまだ非公認だから何も出来ないけれど、キリヲ先輩がいる魔具研究師団はできるらしくって。
花火を作る予定なんだって。
魔界では花火が存在しないから、説明がすっごく大変だったとか、言ってたなぁ。
花火は見るばっかりで、作ったことなんかないから、お手伝いしていてすごく楽しい。
アズくんは火の魔術使ったりしてるから、それ見て毎回驚かされるよね。
ut「言いたくないなら言わんでもええんやけど……忙しそうな理由とかって聞いてもええ？」
『入間くんがいるとこの師団の、師団パーティーのお手伝い、やってるんだよね』
大先生が「言いたくないなら言わんでもええけど…」なんてことを言ったことに驚きつつも、別に言ったらダメな理由でもないので素直に答える。
shp「A」
『わｯ…なんですか？』
いつの間にか、後ろにいて、耳元で舌っ足らずの声で喋るから一瞬ビクッとした。
そんなのがバレたら必ずからかわれたり煽られたりする結末が分かっているから、必死に平然ぶってるんだけど。
shp「…浮気、だめですよ？」
『う、浮気……？』
ショッピ先輩は離れることなく、後ろから抱きつきながら耳元で喋り続ける。
shp「Aはもうちょい自分の可愛さに気づいてください。危機感なさすぎるんすよ。
その師団に行って、他のやつらがAのこと狙ったりしたらどないするん？急に押さえつけられたりしたら抵抗できへんやろ？」
『へ……えっと……？』
急に早口でそんなことを言うショッピ先輩に戸惑いが隠しきれない。
shp「ふぅっ……」
『あｯ……』
立ったまま、抱きつかれていたが唐突に耳に息を吹きかけられ、平然ぶることなんかできずに、腰を抜かして座り込んでしまう。
shp「ほら、男から抱きしめられとんのに危機感全然持っとらんやん。俺やからええけど、他のやつから、こんなんされたらどないしとったん？」
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あ - この作品最高です!!これからもがんばってください!!!!! (2022年5月18日 14時) (
レス) id: 7ddd684455 (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - える＠脅威推しさん» コメントありがとうございます！ut先生と夢主ちゃんの絡みとか、pinkシーンを入れる場面とか、頑張ったので嬉しいです。rbrさんも、出すつもりでいるので、楽しみにしていてください！ (2022年3月16日 6時) (レス) id: ad5ee84d0a (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威推し - コメ失礼します！まじで好きです！夢主ちゃんとut先生のコンビが意外と好きです！zmさんのェ□小僧ネタも好きです！rbrさんも早く出てきてほしいです！どんなコンビになるんやろ？ (2022年3月15日 23時) (レス) @page29 id: 3557f6a00a (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - みぃちゃんさん» コメントありがとうございます！しばらく更新していなかったのに、そのように言っていただいてありがたいです。頑張ります！ (2022年1月16日 23時) (レス) id: ad5ee84d0a (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください！！ (2022年1月14日 17時) (レス) id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白猫 | 作成日時：2021年10月10日 14時
