73.REAL ページ22
青い風
横浜流星 Ruu
あっという間に最終公演日
TVでも宣伝の場面が多く舞台は好評っていうのはきいとる
平 ｢いや〜､凄い人だね｣
『おん､ほんまやな』
俺たちは特別に裏口から､特別席に案内されてることになってるらしく
別の入り口から入らせてもらった
差し入れも紫耀と相談してバッチリ用意して
挨拶をしに行く準備をする
紫耀は少しこちらをチロチロみながらなんとも言えへん顔をしていた
｢ふっ､そんな紫耀が変な顔されると困るんやけど｣
きっと､Aのことを気にしてるんやと思う
自分から誘ってきたくせにな、と思うけど
平 ｢いや〜､なんか勢い誘ってからさ｣
｢大丈夫やけん､心の準備はしてきとるから｣
大丈夫、と自分に何回もいいきかせて
今日も迎えた
舞台の控え室に着く前に紫耀が連絡をしていて
控え室の前には流星くんがいた
横 ｢おう！紫耀〜来てくれてありがとう
あ、 永瀬さんも来てくださってありがとうございます｣
｢こちらこそです､年下なんでさん付けとかいらないっすよ｣
横 ｢じゃ､遠慮なく廉くんって呼ぼうかな､俺のことも全然流星でいいから！｣
流星さんはとても気さくで明るい人だった
平 ｢あ､これ差し入れ！みんなで食べてほしくて｣
横 ｢え〜！ありがとう､みんな喜ぶわ〜！
確かもうすぐみんな帰ってくるはずだから〜
__________ってあ！るーちゃん！｣
流星さんが向こうを向いて手を振っている
その、“るーちゃん”、呼ぶ名前に反応せざるおえなかった
『_____流星さん、お疲れ様です』
耳に響く俺がずっと会いたかった子の声
俺が振り返った時
彼女は一瞬少し驚いた表情をした
横 ｢今日､観に来てくれたんだ
音楽番組で何回か一緒になってるよね？キンプリの平野紫耀くんと永瀬廉くん｣
何も知らない流星さんは俺たちをAに紹介する
『もちろん､知ってますよ(笑)
_____初めまして、TwilightのRuuです
よろしくお願い致します』
貼り付けたような笑顔を俺に向けた時
本当に遠くに行ってしまった感覚を俺に与えた
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タルと(プロフ) - カナさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです…！これからも頑張りますのでご愛読して頂けると嬉しいです！よろしくお願いいたします！ (2021年9月24日 20時) (
レス) id: 8f603aa64f (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 別れを選択した時、顔出しの瞬間、読みながらドキドキさせられます(><)更新を毎回毎回楽しみしています！ (2021年9月22日 4時) (レス) @page18 id: 1d1bb69347 (このIDを非表示/違反報告)
タルと(プロフ) - k8erv825さん» ありがとうございます！そのコメントを読んでとても喜んでおります！！！これからも頑張りますので引き続きご愛読してくださると嬉しいです！！！温かいコメント本当にありがとうございます！！！ (2021年9月19日 21時) (レス) id: 8f603aa64f (このIDを非表示/違反報告)
k8erv825(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。読み始めたら止まらなくて、続きが気になりソワソワしてます笑次の更新楽しみにしてます！ (2021年9月19日 18時) (レス) id: 6aba6e1c8c (このIDを非表示/違反報告)
タルと(プロフ) - おおたさん» ありがとうございます！！！とっても嬉しいです…！これからも頑張りますので､引き続き楽しんでくださると嬉しいです！温かいコメント励みになりすぎてガッツポーズしてます笑 本当にありがとうございます！ (2021年9月18日 22時) (レス) id: 8f603aa64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タルと | 作成日時：2021年9月5日 21時
