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18話 乱入2 ページ20

奏は手にしている槍で真人を突き刺そうと構える。

真人は体を縮ませそれを回避する。

「おや、逃げられました。馨、行きますよ」

そう言った瞬間、馨は既に真人の目の前にいた。

「はぁ、戦闘狂め」

奏は、石突を地面にトンと当てる。

「『燃えろ』」

そう言った瞬間、真人の周りに炎が燃え上がる。

「あっぶね!奏!俺ごとやろうとしたろっ‼」

「さっきのお返しですよ」

真人は目の前を阻む炎で前が見えない。

「熱い。やだやだ!呪言師かな?まぁ、いいや」

真人は炎を飛び出した。

「ラァッ!!」

その直後、真人なら右頬に虎杖の拳が入った。

「ガァッ」

だが、次の瞬間真人は虎杖の前から消え背後にいた。

「は?」

虎杖は呆然としたが真人はまた手の形を変えていた。

どうするか咄嗟の判断が出来なく痛みに耐えようとした瞬間、真人の攻撃が何かに弾かれた。

「ナナミン、、、!」

「説教は後で、現状報告を」

「死人は無し、順平とあと双子いる」

虎杖は背後を親指で指すとそこには確かに双子がいた。

「共闘と行きましょう、呪術師さん」

その胡散臭い笑顔に七海は顔を顰める。

「まぁ、そのほうが効率的ですからね」

奏はまた笑みを浮かべた。

「馨、虎杖君は前線で吉野君と貴方はフォローを。私は遠距離で皆さんをサポートします」

「いいよ」

「オスッ!」

「はい!」

「はぁ、、確実に此処で祓いますよ」

先に動いたのは馨だった。

「君は嫌い!」

真人は馨の攻撃を避け距離を取る。余程さっきの攻撃が堪えたのか、反撃もしない。いなすだけだ。

「俺の事も忘れんな!」

真人は虎杖のアッパーを受け入れ、それと同時に手を棘にして虎杖に突き刺そうとするも七海に邪魔をされる。

「流石に5人も一気に相手に出来ないなぁ」

真人はゆっくりと後退する。

「おや、逃げるのですか?」

「当たり前、俺に勝ち目ないじゃん」

「いえ、だから。足が凍ってるのに逃げられるのですか?」

真人はハッとし、自分の足を見ると確かに凍っていた。

「お前、なんなの」

真人は真顔で聞く。

「さぁ、秘密です」

美しく笑みを浮かべる奏に真人は怒りを覚える。

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雪女 - 更新楽しみにしてます (2月4日 19時) (レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
かしわもち - え…………………………………………面白い!!!!!!!続きを早く見たい❗ (2022年8月6日 16時) (レス) @page45 id: 82b6cff03d (このIDを非表示/違反報告)
如月楓(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです! 更新頑張ってください! 応援してます❗ (2022年7月27日 14時) (レス) @page45 id: ad808662e3 (このIDを非表示/違反報告)
るきー流季ー - えっ・・・好きです(((唐突な告白)この作品マジで神ですか!?神なんですか!?応援してます!! (2022年1月27日 8時) (レス) @page45 id: d8f15dd322 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!続きが気になる…!!更新頑張ってください!応援してます! (2021年11月3日 5時) (レス) @page45 id: cde5edf97c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2021年5月2日 20時

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