14話 再開2 ページ16
神無は舞い上がっていた。
もうそれはブッチ上げで、鼻歌なんかも出てしまう。
貴女「ふふ、あぁ、会うのが楽しみだよ。お兄ちゃん」
神無が歩くと男達は、頬を染め神無に見惚れる。
黒のセーラー服に黒のタイツ。肌は白く、瞳の色は赤。そして、腰まであるストレートの長い髪。
見惚れない男などいなかった。
そんな視線など気にすることなく、神無は双子のいる神奈川県まで向かうのだった。
ーー
一方、そのころ双子は張り込みを続けていた。
どうやら、この事件に関係している男子高生に用があるようだ。
だが、そんな男子高生は太った男と何か話している。どうやって引き離すか見ものだと観望していると虎杖が突然その男のズボンを引き摺り下ろした。
突然の事に2人は驚く。
そして虎杖はそのズボンを持って走り出す。
「ふふ、ククッ」
ヤバイ、ツボった。
「馨、笑っては可哀想ですよ。いやまぁ、笑いますけど」
「2人行っちゃったけどどうする？」
「まぁ、要観察で。何かあったら対処という形でいいですか？」
「うん、いいよ。さぁ、虎杖悠二。僕等を愉しませて」
ーー
虎杖悠二は、その男の家で談笑しているのが見える。
「今日はこれで終わり？」
「多分。仲間の所に行って終わりだと思います。どうしますか？私がここに残って明日またここに虎杖悠二が来るのを待つか、2人で虎杖悠二の後を追うか」
馨は本格的に眠いらしく欠伸をもらす。
「いや、俺が虎杖悠二を追うから奏はその男監視してよ。なんか、その男今回の事件のキーパーソンらしいじゃん。ちょっとは退屈せずに済むんじゃない」
そう言って、馨は家から出る虎杖を追った。
「退屈だなんて、、、まぁ、ちょっと思ったけど。あの子も呪術師になるのかな、、、まぁ、素質ありそうだし」
そんな事を思いながら場所を移動していると見知らぬ男が男の家に入る。
だが、あの男人間か？というレベルで少し人間とは違うような感じがする。
そして、あの男が家から出て見えなくなると同時に男の家の近くまで行く。
その時感じる強い呪いの気配。
頭の中で警鐘が鳴り響く。
奏は、舌打ちを漏らしながら家に入り込み呪物を手にする女を抱き寄せ外に出る。
「え、えぇっ⁉」
「すみません、ちょっと黙って下さい。それとその手に持ってる指を渡して下さい」
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雪女 - 更新楽しみにしてます (2月4日 19時) (
レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
かしわもち - え…………………………………………面白い！！！！！！！続きを早く見たい❗ (2022年8月6日 16時) (レス) @page45 id: 82b6cff03d (このIDを非表示/違反報告)
如月楓(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです! 更新頑張ってください! 応援してます❗ (2022年7月27日 14時) (レス) @page45 id: ad808662e3 (このIDを非表示/違反報告)
るきー流季ー - えっ・・・好きです((（唐突な告白）この作品マジで神ですか！？神なんですか！？応援してます！！ (2022年1月27日 8時) (レス) @page45 id: d8f15dd322 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！続きが気になる…！！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年11月3日 5時) (レス) @page45 id: cde5edf97c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2021年5月2日 20時
