41話 はじめてのお使い ページ43
船の修理が無事に終わりったとある日のこと。シャチがクルー達にとある言葉を言い放った。
「神無にはじめてのお使いさせねぇ？」
その言葉に保護者ペンギンが立ち上がる。
「ダメだ！」
「なんでだよっ⁉」
「変な輩に絡まれて誘拐されたらどうする⁉」
「そうないだろ！」
「神無は可愛いんだぞ⁉」
「お前は、見たくねぇのか？神無が俺達の為にお使いするの？」
「なっ⁉」
ペンギンは負けた。神無のお使いを見たいという欲に負けたのだ。
そして、それは次の島で実行される。
ーー
ローもどうやらはじめてのお使いには乗り気のようで、親のように神無に確認させる。
「財布は持ったな」
貴女「うん」
「ハンカチ、ティシュも持ったな」
貴女「うん」
「リストも持ったな」
貴女「うん」
「いいか、知らない奴に出会ったら無視しろ。海軍に会ったら、普通に接しろ後「船長」気を付けて行ってこい」
ローは、神無にパーカーを着させる。
貴女「行ってきます」
神無は、そう言って街へと向かった。
ーー
神無は1人で歩くのは初めてで、ビクビクしているがバックの中に入っている買い物リストを取り出す。
そこには、『神無が欲しいもの3つ。夕刻になるまでに買ってくること』と書かれていた。
貴女「欲しい、、もの」
神無にとっては究極に難しいものだった。
分からないものはしょうがないと、神無街を回ってみて欲しいものがあったら買うという方法を選んだ。
街を回ったことで気付いたのが、Gー5っていう滅多に来ない海軍がいると言うこと。なんでも悪い噂しかなく、街の人も関わりたくないようだ。
『海軍に会ったら普通に接しろ』
ローの言葉を反復しながらまた人混みの中へと入った。
ーー
そこに、葉巻を2本も咥えた男が『正義』の上着を羽織って立っている。
「スモーカーさん！」
「なんだ、たしぎ」
「どうやら、この島に海賊がいるようです。ですが、名前は分かってはいないとのことです」
眼鏡をかけた女性は、スモーカーの斜め後ろに立つ。
「かまいやしねぇよ。どんな海賊だろうが捕まえりゃあいいだけだ」
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koame10001(プロフ) - あの、ワンピースなら外国の苗字などにした方がいいと思います。それと、もしそのままがいいのならワの国出身などでいいと思います。 (2020年8月13日 2時) (
レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 架印�靴気�» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年3月2日 1時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告です。46話「助けが送れて悪かった。（以下略）の所ですが、“遅れて”が正しい漢字ですよ。 (2020年3月2日 0時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕貴(プロフ) - はい！また何かありましたら報告します！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: 7bd5a40029 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 裕貴さん» ありがとうございます！訂正しました！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2020年2月16日 1時
