26話 特訓 ページ28
次の日の昼、神無の特訓が始まった。
「いいか、海賊に平和は無い。必ず戦いがつきものだ。せめて、自分の身ぐらい自分で守れるようになれ。その為にお前に戦い方を教える」
ローは甲板で神無にそう言って、刀を鞘から抜く。
「先ずは体力作りと変化だ。まずは、走り込みをしろ。1日3回だ。それと、虎に変化出来るようになれ。但し、成人の虎だ」
それから、神無の特訓が始まった。
勉強も本格的になり、経済や政治にも入った。
毎日続いたある日、ローは「実践あるのみ」と言って神無を連れて海軍基地の近くまで来た。
「いいか、今からお前と俺でこの海軍基地を潰す。この海軍基地には、大佐という地位にいる奴がいる。そいつは、お前にはまだ早いから俺がやるが一般兵はお前がやれ。いいな？」
神無は、頷くとローと共に基地へと乗り込んだ。
沢山の大人が出てきてローと神無を取り囲む。
「その子供を解放しろ！」
海兵が大きな声で言う。
「残念だが、こいつは俺のクルーだ」
ローは神無を引き寄せて言った。
貴女「じ、実践あるのみ」
神無は、ギュッと目を瞑る。
みるみると変化していく神無に海兵は、後ずさる。
そこには、一匹の大きな虎がいた。
唸り、咆哮を上げると押し潰されるかのように体が重くなる。
海兵の一人が恐怖からか銃を撃つ。
だが、神無の身体は銃や刃物は効かない。
海兵達は、効かないことを分かっていたが撃たずにはいられなかった。
神無は、海兵達に近付きその鋭い爪で銃や刃物を壊す。
ローはそれを見て満足したのか笑う。
「神無、来い」
ローの元へ戻るとローは神無の頭を撫でる。
ローの背後には大佐であろう男が倒れていた。
「戻るぞ、やることはやった」
ローは踵を返し、船へと戻る。
その後を神無はついて行った。
「死の外科医に子供、、、」
海兵達は、どよめいて自分の上司の重症に叫んだのであった。
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koame10001(プロフ) - あの、ワンピースなら外国の苗字などにした方がいいと思います。それと、もしそのままがいいのならワの国出身などでいいと思います。 (2020年8月13日 2時) (
レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 架印�靴気�» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年3月2日 1時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告です。46話「助けが送れて悪かった。（以下略）の所ですが、“遅れて”が正しい漢字ですよ。 (2020年3月2日 0時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕貴(プロフ) - はい！また何かありましたら報告します！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: 7bd5a40029 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 裕貴さん» ありがとうございます！訂正しました！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2020年2月16日 1時
