21話 裏2 ページ23
ローは森の奥にある小屋へと向かっていた。
遡る事、2時間前、、、。
「キャ、キャプテン！大変だよ‼」
ベポが泣きながら戻ってきたのだ。神無がいない事に気付くと経緯を聞く。
「ど、どうしよう！」
ローは、刀を担いで走り出す。
クルー達は、ついて行こうとするがペンギンに止められる。
「どうしてだよ！早く、」
「ダメだ。俺達はここで帰りを待つんだ」
「なんで！」
「それが俺達の仕事だ。俺達は、ここで神無の治療ができる設備を整えるんだ！ベポ、お前は特に働いて貰うぞ」
「勿論だよ！」
「お前ら、船長が帰ってくるまでに全て整えるぞ‼」
「おぉー‼」
ーー
「なんだ、コイツ急に動かなくなりやがった」
「死んじまったか？」
「生きてるが、、、つまんねぇな」
男二人は、ヘラヘラしながら言う。
バキッ‼
突然、ドアが壊れ倒れる。
そこに立っていたのは、待ち望んでいたトラファルガー・ローだった。
「やっと来たな、トラファルガー。待ちくたびれたぜ、玩具が使い物にならなくなっちまってな」
男の足元にぐたりと横たわる神無を見て、ローはふつふつと湧き上がる怒りに身を任せれ。
「お前ら、コイツに何をした」
ローはゆらりと刀を鞘から抜く。
「遊んでやったんだよ。お前の事聞いても答えねぇから、ついやり過ぎちまった」
「ROOM」
ローは、サークルを展開すると刀を振るうと男達は上半身と下半身が切り離される。
「安心しろ、すぐ終わる」
男達は、目の前に立つ男が死神のように見えた。
ローは神無を抱き抱えてなるべく振動を与えないように走る。
クルー達の元に戻ると既に医療機器が設置されていた。
ローは神無をベッドに寝かせて処置に入った。
ーー
神無が目を覚ますと見覚えのある天井だった。
起き上がろうとするも体に痛みが走り動けない。
そして、思い出す。歯がガチガチと鳴り、体が震える。心臓の鼓動が早くなる。
ガチャ。
ドアが開き、誰かが入って来る。
貴女「ぁ、、」
神無は、ベッドから転げ落ちる。
「おい！」
知っている手なのに、知っている顔なのに、、。
パンッ
その人の手を叩き落とした。
神無は、身を丸める。
貴女「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
今、神無を支配していたのは恐怖だった。
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koame10001(プロフ) - あの、ワンピースなら外国の苗字などにした方がいいと思います。それと、もしそのままがいいのならワの国出身などでいいと思います。 (2020年8月13日 2時) (
レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 架印�靴気�» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年3月2日 1時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告です。46話「助けが送れて悪かった。（以下略）の所ですが、“遅れて”が正しい漢字ですよ。 (2020年3月2日 0時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕貴(プロフ) - はい！また何かありましたら報告します！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: 7bd5a40029 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 裕貴さん» ありがとうございます！訂正しました！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2020年2月16日 1時
