6話 埋まらない心2 ページ7
兼定は、茜の頭を自分の胸に寄せる。
茜は、肩を震わせ、声を我慢して泣いた。
貴女「本当は、嫌だったっ！離れたくなかった！側に、、ずっと一緒に居たかった‼なんでっ、なんで私だったのっ、、、。私の居場所、、奪わないでよっ‼」
兼定は、私の背中を優しく撫でてくれた。
私が泣き止むまで抱き締めてくれた。
ーー
「大将、寝たか？」
「あぁ」
薬研は、毛布を持って兼定に近付いた。
「大将、苦しかったんだな。俺っち達が思っていたより、、、」
兼定は、空を仰ぐ。
「いつの時代もそうだ。人は欲深い。だから、誰かを悲しませてしまう結果になってでも自分の願いを叶える。人間なんて、そんなもんだ。欲が無い人間なんていやしない。いつか、何処かで自分の欲を見つける」
「大将は、それに利用されたのか」
「だろうな。まだ、こんな餓鬼に深い傷を負わせておいて。辛かっただろうに」
兼定は、茜の頭を優しく撫でる。
「今日は、川の字で寝るか」
薬研は、笑いながら言った。
「いいな」
兼定は、茜を抱えると薬研と共に広間に来た。
兼定は、布団に茜をゆっくりと降ろす。
「寝るか」
薬研は、電気を消してに横になった。
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ハイキュー大好き！！(プロフ) - 続きがとても気になります。前の本丸の子達がきちんと後悔して欲しいです。更新頑張ってください。 (2020年10月23日 4時) (
レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - えっ鶴丸だと思ってたんだけど( Д ) ﾟ ﾟ (2019年10月14日 20時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 20時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - この作品大好きです！更新待ってます！！ (2019年9月16日 9時) (レス) id: 37ef87fc72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2019年9月14日 9時
