10話 信用2 ページ11
痛い、、、。
痛みしか分からない。
激痛が走り涙が溢れる。
「泣くでない、人の子よ。この小狐が側におります故、ご安心なさって下さい」
優しく頭を撫でられ、心がほわほわする。感じたことのない感覚で頭がぐるぐると回る。
貴女「いた、、いよ」
「そうですね。貴女に付けた傷の痛みと同等の対価を貴女に払わなくては」
優しい声が聞こえる。
薬研でも兼定でもない。新しく来たあの綺麗な髪をした人かな。
薄っすらと目を開けるとボロボロのあの人がいた。
手を伸ばすと彼は握ってくれた。
私は微かに微笑むと、また意識を失った。
ーー
それから、2日が経った。
「ぬしさま、どちらに？」
貴女「執務室」
「ぬしさま、お八つを食べませぬか？遠征の帰りにて買って参りました」
貴女「ありがとう、小狐丸」
「ぬしさま、夜は冷えます。どうぞこの羽織を」
貴女「うん」
「流石に鬱陶しいと思うんだが薬研、お前はどう思う」
「旦那がしたいのならそれでいいんじゃないか？大将は別に嫌がってないしな」
「まぁ、そうなんだが、、。ありゃ過保護だろっ‼」
「まぁ、嫉妬ぐらいなら俺っちでもするぜ？旦那、あんたは相当してるぞ。みろ、小狐丸の旦那のあの勝ち誇った顔」
「うぐっ、、、。俺も少しはしてるがっ！あの顔はどうもイラつくっ‼」
兼定は、木刀がミシミシ音を立てる程に握りしめていた。
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ハイキュー大好き！！(プロフ) - 続きがとても気になります。前の本丸の子達がきちんと後悔して欲しいです。更新頑張ってください。 (2020年10月23日 4時) (
レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - えっ鶴丸だと思ってたんだけど( Д ) ﾟ ﾟ (2019年10月14日 20時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 20時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - この作品大好きです！更新待ってます！！ (2019年9月16日 9時) (レス) id: 37ef87fc72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2019年9月14日 9時
