27話 迎え ページ31
その後、唯さんが迎えに来てくれた。
「大丈夫か?」
貴女「はい」
「もしかしたら、また熱が上がるかもしれないので今日は安静にしていて下さい」
「ありがとうございます、沖矢さん」
貴女「あ、ありがとうございます」
「どう致しまして」
ーー
家に戻ると兄さんがいた。
「遥華!大丈夫か⁉熱は!」
貴女「下がってるけどまた、上がるかもしれないから安静にして欲しいって言ってた」
「そうか。じゃあ、パジャマに着替えてベッドで寝るんだよ」
貴女「うん」
私は、兄さんの言うようにパジャマに着替えてベッドに入った。
貴女「ゲホッゲホッ!」
早速、熱が上がって来た。
貴女「お兄、、ちゃん」
「どうした?遥華」
貴女「、、、苦しい」
「じゃあ、お兄ちゃんが苦しく無いように手を握っているな」
貴女「離しちゃ、、やだ」
「分かってるよ。ほら、目を閉じて」
貴女「うん」
「おやすみ、遥華」
貴女「おやすみなさい、、、」
兄さんは、額にキスをしてくれた。
ーー
あの日の夢を見た。
貴女「お母さん」
「煩いわねっ‼」
貴女「あ、、、お母さん?」
「お母さんって呼ばないでっ‼」
頬を叩かれる。
貴女「あ、、、」
そして、刃物が振り下ろされる。
ーー
貴女「っ⁉」
隣を見ると、兄さんが私の手を握りながら隣で眠っていた。
貴女「兄さん、、、」
私は、兄さんに抱き着く。
そして、心臓の音を聞いて心を落ち着かせる。
826人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルモット - 始めまして、ベルモットです。夢主の成長家庭が予想外にも苛烈な環境で驚きた。夢主が幸せになれる日を私は望みたいです。 (2019年12月28日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってくださいね! (2019年11月27日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - すごく感動しました!ずっと涙腺崩壊してました!良い作品ですね!続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月31日 23時) (レス) id: 833a45e133 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - カルピン☆☆さん» このような駄作に泣いて下さりありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - いゆさん» ありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒狗 | 作成日時:2018年2月24日 16時