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24話 再開2 ページ27

貴女「あ、、、」

街中でまた、彼を見た。

それに反応した彼は私を見下ろした。

貴女「あの時は、ありがとうございました」

「君に怪我が、、あったのか」

貴女「少し、、、でも、大丈夫です」

男性は、私の頭を撫でてくれた。

「少し、何処かでお茶でもしようか」

貴女「え、、、」

「行こうか」

貴女「は、はい」

男性と一緒に何処かの店に入る。

「好きなものを頼むと良い」

貴女「で、でも、、、」

「構わない」

やはり、彼を見ていると少しドキドキする。

前までは、嫌いだったのに不思議な気持ちになる。

貴女「名前、教えてくれますか?」

「赤井秀一だ」

貴女「降谷遥華です」

「遥華か、、、とても綺麗な名前だな」

彼は、少し笑った。

それを見た時に、胸が高鳴った。

貴女「赤井さんも、、かっこいい名前、、です」

「それは、嬉しいな。それより、君のお兄さんとは仲直りしたのか?」

貴女「え?どう、、して」

「おや、ああ。あの時は髪が長かったからな」

貴女「あの時の、、、」

「そうだ。で、どうなったんだ?」

貴女「また、喧嘩してしまったんですが、、仲直りしました。クリスが、仲直りの印になる物をあげたら良いって」

「ほぅ、、、クリスがな」

貴女「兄さんと同じ目の色をしたブレスレットを上げました。それから、ずっと付けていてくれてるので、、その、、、う、嬉しいです。こ、このことは、、兄さんには内緒にしで下さい」

「分かった。そのクリスという人はどんな人なんだ?」

貴女「とても、、綺麗な人で、優しくて、、沢山相談に乗ってくれた人です」

「とても、良い人なんだな」

貴女「はい。今でも、会う約束したりするんです」

「何処でするんだ?」

貴女「ひ、秘密です。その、、、色々と話もするので」

「すまない、それは大事な話だな」

赤井は、恋バナだと思って身を引く。

貴女「赤井さんは、好きな人はいるんですか?」

「あぁ。もう、会えないがな」

貴女「え?」

その瞬間、私は分かってしまった。

赤井さんの好きな人は死んでしまったんだと。

心当たりはある。多分、あの人だ。

貴女「まだ、好きなんですか?」

「そうだな。俺にはもったいないぐらい良い女だったな」

その時、私の心はガラガラと音を立てて崩れた。

そして知った。私は、赤井さんが好きな事。

それと、赤井さんの好きな人に嫉妬している事に。

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ベルモット - 始めまして、ベルモットです。夢主の成長家庭が予想外にも苛烈な環境で驚きた。夢主が幸せになれる日を私は望みたいです。 (2019年12月28日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってくださいね! (2019年11月27日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - すごく感動しました!ずっと涙腺崩壊してました!良い作品ですね!続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月31日 23時) (レス) id: 833a45e133 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - カルピン☆☆さん» このような駄作に泣いて下さりありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - いゆさん» ありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2018年2月24日 16時

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