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15話 疑惑 ページ18

昨日、クリスに会っていつもの場所でいつもの時間に会いましょうと言われた。

久しぶりにクリスに会えると思うと嬉しくて、頬が緩むのが分かる。

実の話、クリスの正体を知っている。

でも、私が会うのはクリスだ。

ベルモットではない。

学校が終わり、何時ものようにパソコンをチェックする。

最近、港で密売が増えているようだった。

兄さんは、私になんの仕事を隠したがるがもう知っている。

それでも、巻き込まないようにとしている。

だから、心の底から兄が嫌いになれない。

「「ただいま!」」

今日は、兄さんが帰って来ているようだ。

貴女「お帰りなさい」

そう言うと、緑川と降谷は遥華の頭を撫でる。

「今日は、久しぶりに兄さんが料理してやるからな」

降谷は、遥華の目線に合わせるようにしゃがむ。

貴女「うん」

降谷は、キッチンに立って料理を始めた。

今日は、オムライスだった。

やはり、兄さんの料理は美味しい。









ーー

二人に挟まれて寝ていると、約束の時間ななって起こさないように起きる。

鍵と財布を持って家を出た。





「あら、ジャージ?それともパジャマかしら?」

貴女「パジャマ、、、。兄さん達に何も言わないで来たから」

「ふふ、悪い子ね。まぁ、でも貴女が無事で良かったわ。今は、お兄さんと一緒に住んでいるの?」

貴女「兄さんと兄さんの友達と一緒に、、、」

「その割には、太らないわね。ちゃんと食べてる?」

貴女「はい、、前よりは」

「そう、、、。で、お兄さんとは仲直りしたの?」

貴女「、、、まだ」

「今は、無理かもしれないけれどゆっくり、仲直りしなさい」

私は、頷くとクリスと別れた。

家に帰ると、ソファで寝た。

まぁ、結構苦しかったから。









ーー

「遥華!何処に行ったかと思ったじゃないか!」

貴女「二人の間、苦しかった」

「ゔっ、すまない」

私は、ギュッと膝を抱える。

そこで、兄さんは重々しい口を開いた。

「なぁ、ベルモットって知ってるか?」

貴女「お酒?兄さん、私にお酒飲ませるの?」

「ち、違うよ!」

兄さんは、必死で否定する。

「じゃあ、クリスって言う人知ってるか?」

貴女「知ってる。でも、兄さんの思ってるクリスとは分からないけど」

「金髪の髪の長い女性で、サングラスをかけている」

貴女「知ってる」

「そうか、、、すまない」

そう言った瞬間、視界が真っ暗になった。

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ベルモット - 始めまして、ベルモットです。夢主の成長家庭が予想外にも苛烈な環境で驚きた。夢主が幸せになれる日を私は望みたいです。 (2019年12月28日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってくださいね! (2019年11月27日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - すごく感動しました!ずっと涙腺崩壊してました!良い作品ですね!続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月31日 23時) (レス) id: 833a45e133 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - カルピン☆☆さん» このような駄作に泣いて下さりありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - いゆさん» ありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2018年2月24日 16時

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