11話 パソコン ページ13
「パソコンがそんなに大事か?」
赤井が遥華のパソコンを見て言った。
貴女「だ、大事。その、、、初めて、お母さんから貰ったから」
「遥華、おいで」
降谷は赤井から遥華を受け取ろうとするも、赤井から離れようとはしなかった。
「悪いな、降谷君。どうやら、俺から離れたくないらしい」
遥華は、赤井の胸に顔を埋める。
「遥華、お兄ちゃんだよ」
降谷は、振り向かない遥華に焦りを覚える。
貴女「嫌」
「遥華ちゃん⁉お、お兄さん泣いちゃってるよ?」
貴女「知らない」
遥華は赤井に下ろしてもらい、パソコンを開いた。
勿論、自分のネットワークに誰かが侵入していないかどうかを見るためだ。
そして、それを覗く三人。
「遥華ちゃん、このコミュニティはどうやって?」
緑川は、優しく聞く。
貴女「自分で作ったの。色んな事、、教えてくれる」
遥華は、パソコンの電源を切る。
「遥華、一緒に帰ろうか」
遥華は、降谷を見上げた。
貴女「手、手なら繋いでもいいよ」
私は、そう言って兄さんに手を伸ばす。
「ほ、本当っ⁉うん、じゃあ、手だけ繋ぐね」
それを後ろで見ていた二人は、なんとも言えない顔をしていた。
「なぁ、赤井。あれ、俺も言われたい」
「緑川君、あれは多分降谷君にしか見せない奴だ。諦めろ」
「ていうか、零、デレデレしすぎだろ」
「立派なシスコンになるだろうな。あの子と俺が仲良くしていたら、殺されそうだ」
「その時は、フォローする」
「ありがとう。緑川君」
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ベルモット - 始めまして、ベルモットです。夢主の成長家庭が予想外にも苛烈な環境で驚きた。夢主が幸せになれる日を私は望みたいです。 (2019年12月28日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってくださいね! (2019年11月27日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - すごく感動しました!ずっと涙腺崩壊してました!良い作品ですね!続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月31日 23時) (レス) id: 833a45e133 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - カルピン☆☆さん» このような駄作に泣いて下さりありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - いゆさん» ありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒狗 | 作成日時:2018年2月24日 16時