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9話 穴 ページ11

「ぅん?起きたのか?」

貴女「お、重い」

そう言うと腕を退けてくれた。

「わ、悪いな」

遥華は、ベッドから降りるとドアを開けようとしたらお兄さんが開けてくれた。

貴女「兄さん、、は?」

「あ、、あぁ、仕事だ」

貴女「そう」

遥華は、そう言うとまた部屋へと戻った。

それに驚いた緑川は、声をあげた。

「あ、あれっ⁉」

遥華は、ノートパソコンは家にあることを思い出す。

部屋を出て、リビングに戻る。

貴女「お兄さん」

「ん?」

貴女「家に、、戻っていい?」

「だ、駄目だよ‼」

貴女「どうして?ここ、私の家じゃない」

「あの家に戻ったら、また、、、」

その言葉に遥華は、ピクリと反応した。

貴女「どうして知ってるの?」

「え、あ、、、」

貴女「見たんだ、、、」

緑川は、肩をビクつかせる。

貴女「っ、、、!」

遥華は、玄関に向かうと緑川は慌てて腕を掴んで止める。

貴女「触らないでっ‼」

パンッと叩く音が響く。

遥華が緑川の手を払ったのだ。

そして、遥華は家を出た。

緑川は、スマホを取り出して降谷に電話した。

『どうした?』

「ごめん、泣きそう」

『本当にどうした?」

「脱走って言うか、出て行っちゃった」

『はぁっ⁉まさか、実家に帰ったのか?』

「多分、、、。連れ戻して来る」

『不本意だが、赤井も連れて行け。俺も行く』

「分かった」

緑川は、電話を切ると赤井に電話した。

『なんだ』

「少し、手を貸してくれないか?遥華が実家に向かった」

『分かった。俺も向かおう』

「ありがとな」

緑川は、電話を切って家を飛び出した。









ーー

「零?帰って来たの?」

貴女「っ、、、」

「あぁ、貴女。どこ行ってたのよっ‼」

頬を叩かれた。

「まさか、零に会ったなんて言わないわよね?」

貴女「っ⁉」

「会ったのね⁉」

すると、お父さんも出てきた。

お父さんは、私の髪を掴んでリビングまで引きずられた。

貴女「いっ⁉」

そのまま、縄で手足を拘束されて殴られる。

「死になさいよ!」

そう言って首を絞められる。

貴女「ぅ、、ぁあっ」

「ほら、貴方。刃物を」

そう言うと、首から手を離された。

空気が入り込んで咳き込む。

貴女「ゲホッゲホッ!」

「ほら、こっち向け!」

お父さんに頬を殴れた。

口の端が切れる。

そして、刃物が服を裂き、左胸に刃物の切っ先が当たる。

貴女「っ!」

10話 兄→←8話 違うストーリー2



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ベルモット - 始めまして、ベルモットです。夢主の成長家庭が予想外にも苛烈な環境で驚きた。夢主が幸せになれる日を私は望みたいです。 (2019年12月28日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってくださいね! (2019年11月27日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - すごく感動しました!ずっと涙腺崩壊してました!良い作品ですね!続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月31日 23時) (レス) id: 833a45e133 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - カルピン☆☆さん» このような駄作に泣いて下さりありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - いゆさん» ありがとうございます。更新、頑張ります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2018年2月24日 16時

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