検索窓
今日:67 hit、昨日:30 hit、合計:897,194 hit

8話 少年探偵団5 ページ10

「警察です!皆さん、その場から動かないでくださいっ!」

女性の警察が大声で叫ぶ。

「警察、、、なんか面倒だな」

清光がポツリと呟く。

貴女「警察、知ってるの?」

「ん?あぁ。現世に来た時、現世の情報が入るんだ。だから、ある程度知ってるよ」

清光は、特に気にするわけでもなく、淡々と言った。

「あ、そうそう。忘れてた。はい」

清光から端末を渡された。

「こんのすけから貰ったんだ。連絡手段としてね」

信乃は、『普通、これは私が先に渡されるべきだ』と思ったが敢えて言わなかった。









ーー

あの青年達は強い。

何より、殺気が底冷えする程恐ろしい。

あの時、咄嗟に動くことが出来なくて怖かった。

未だに膝が笑っていて歩けない。

「要注意人物だな」

変装で眼鏡をして入りるせいか、余計に怪しく見える。

「先ほどの青年達、中々やるわね」

「調べてるみる価値はあるな」

男性は、口角を少し上げた。









ーー

「ねぇ、君。聞きたいことがあるのだけれど良いかしら?」

女性の刑事は、優しく微笑みながら言う。

そこで、人見知りのスキルを発揮する信乃は清光から離れようとしない。

どんなに問いかけても、首を横に振るだけだった。

「ごめんね。信乃は、人見知りが激しくてあんまり近寄らないでくれるかな?」

安定の的確な対応に刑事達は、固まる。

「え?あの、、、」

「事情聴取なら、僕達が聞きます。信乃は、まだ幼いので」

二人が警察の人と話していたら、コナンが首元に触る。

「切れてんじゃねーか」

コナンは、そこに絆創膏を貼る。

「本当に大丈夫か?」

「他に何処か怪我はしてない?」

コナンと灰原は、心配そうに信乃の顔を除き込む。

貴女「うん。大丈夫だから、心配しないで」

「それにしても、さっきのお兄さん達凄かったね!清光お兄さんと安定お兄さん!」

歩美が笑って言う。

「でもよ、マフラーの兄ちゃん、ちょっと怖かったぜ」

きっと、あの『首落ちて死ね』が原因だ。

「ですよね。流石にあれは怖かったです」

貴女「普段は、優しい人、だから。大丈夫」

「信乃、帰ろう」

警察の人との会話が終わったのか、安定が手を差し伸べる。

貴女「うん」

信乃は、迷いなくその手を取った。

貴女「また、明日」

コナン達に手を振ると、手を振り返してくれた。

9話 照れ隠し→←7話 少年探偵団4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (374 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1042人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!あと、14話履き続けるとありますが、吐き続けるではないでしょうか? (2018年11月11日 14時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 極部隊www恐ろしいwwwww私の本丸はまだ極が三人しかいません(泣) 江「和睦の道は、ないのでしょうか……」 (2018年2月23日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます! (2018年2月21日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 更新がんばってください! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2a7337f44e (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます!少し、時間軸が可笑しくなるかもしれませんが、よろしくお願いします! (2018年2月19日 18時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒狗 | 作成日時:2018年1月20日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。