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6話 少年探偵団3 ページ8

今日は、兼定と堀川が学校までついて来てくれた。

貴女「あの、帰りは?」

「加州と安定だ」

兼定は、ぶっきら棒に言った。

貴女「で、ですよねっ」

信乃が、縮こまると堀川が手を優しく包んだ。

「ごめんね、兼さんは怒ってるわけじゃないんだ」

貴女「わ、分かってます」

「ふふ、ありがとう」

堀川は、信乃の頭を優しく撫でる。

「学校、頑張れよ」

兼定は、ボソッと呟き信乃に背を向けた。

貴女「は、はいっ!」

二人の背中が消えたのを見て、校舎へと向かった。

教室に入ると、いつもの三人組がドアの前に立っていた。

「おはよう!」

「おはようございます!」

「おはようだな!信乃」

貴女「おはようございます」

「おはよう、折笠」

コナンは、苦笑いしながら挨拶して来た。

貴女「おはようございます、江戸川さん」

「コナンで良いよ」

貴女「コナン君、、、。私も信乃で良いよ」

「ああ」

「なぁなぁ!さっきの二人の兄ちゃん誰だ?」

貴女「和泉守兼定と堀川国広です。清光の知り合いで、仲良くさせて貰ってるんです」

慌てて咄嗟に嘘をつくが意外と納得のいく設定だと思う。

「へぇ、信乃って知り合い多いんだな」

貴女「う、うん」

コナンの目が少し疑いを持つ目に変わる。









「灰原、どう思う?」

信乃が元太達と話してる時に灰原に問う。

「そうね、嫌な感じはしないわ。貴方の気のせいよ」

灰原は、そう言ってあの輪に入る。

コナンは、何かあるのかと考えていた。









ーー

「ねぇ、信乃ちゃん!ポアロに行かない?」

貴女「え、えと」

「お前ら、無理矢理はやめろよ」

貴女「ご、ごめん。親戚の人が迎えに来てくれるから行けない」

「残念です」

貴女「また、誘ってくれますか?」

「勿論だぜ!」

元太は、嬉しそうに言った。









ーー

「お帰り、主」

貴女「ただいまです。清光、安定」

「行こっか」

貴女「あ、銀行に寄ってもいいですか?」

「銀行?」

貴女「は、はい!お金を降ろそうと思って。政府の方から、お給料をもらったので食料とか足りない物を買おうかと思ってて」

「なら行こうか」

清光と安定は、嬉しそうに顔を見合わせた。

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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!あと、14話履き続けるとありますが、吐き続けるではないでしょうか? (2018年11月11日 14時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 極部隊www恐ろしいwwwww私の本丸はまだ極が三人しかいません(泣) 江「和睦の道は、ないのでしょうか……」 (2018年2月23日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます! (2018年2月21日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 更新がんばってください! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2a7337f44e (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます!少し、時間軸が可笑しくなるかもしれませんが、よろしくお願いします! (2018年2月19日 18時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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