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5話 少年探偵団2 ページ7

貴女「清光、、、」

「申し訳ありません。不快を与えてしまいましたか?」

安室は、苦笑して離れる。

貴女「い、いえ」

「こら、困ってたでしょ?ちゃんと言わなきゃダメだよ」

貴女「え?あ、はいっ」

安定が呆れた様に言う。

何故か、清光、安定と安室の間に見えない火花が見える。

どうしようかと焦っていると、突然の浮遊感に驚いた。

貴女「わっ、、、」

「はっ!ガキ一人に何ムキになってんだよ」

「和泉守、主を離して。じゃないと」

「チッ、別にこいつをどうこうしようとは思ってねぇよ」

兼定は、片手で抱き上げると三人に背を向けた。

「ちょっと!」

清光と安定は、兼定の後を追った。









ーー

「あんた、手入出来んだろ?」

貴女「はい」

「なら、国広を、、、。堀川国広を手入してくれ」

兼定は、揺らぐ瞳を信乃にぶつける。

貴女「分かりました」

兼定は、信乃に手入部屋で待っているよう言い、待っていると、堀川国広を背負って来た兼定が入って来た。

「頼む」

貴女「貴方も、、です」

兼定は、目を見開くと刀を渡した。

そして、手入を始めた。

「あの男、だれなんだ?」

貴女「安室さんです。『ポアロ』と言う喫茶店で働いて?いるようなんです」

「あんまり関わらない方が良いだろうな」

貴女「何故、、、でしょうか?」

「忘れたのか?あんたは時間遡行軍に狙われてるんだ。巻き込んだらどうすんだ」

貴女「あ、、、」

そうだ。彼等は、何も知らない一般人。巻き込んでしまったら、大変な事になる。

手入が終わり、刀を返す。

「あ、あれ?傷が治ってる」

貴女「どこか、痛い所はありませんか?」

「え?人間?ど、どういう」

「国広」

兼定は、国広を抱きしめる。

「えっ⁉か、兼さんっ⁉」

「良かった、、、」

その言葉を聞いて、国広は薄く笑った。

「ただいま、兼さん」

すると、清光と安定が入って来た。

「主!大丈夫っ⁉」

貴女「だ、大丈夫です!」

信乃は、驚いたのか数歩下がった。

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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!あと、14話履き続けるとありますが、吐き続けるではないでしょうか? (2018年11月11日 14時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 極部隊www恐ろしいwwwww私の本丸はまだ極が三人しかいません(泣) 江「和睦の道は、ないのでしょうか……」 (2018年2月23日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます! (2018年2月21日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 更新がんばってください! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2a7337f44e (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます!少し、時間軸が可笑しくなるかもしれませんが、よろしくお願いします! (2018年2月19日 18時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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