検索窓
今日:61 hit、昨日:30 hit、合計:897,188 hit

47話 距離2 ページ49

貴女「か、伽羅、、痛いです」

「そうか」

会話終了。、、、いや、もっと話続けて下さい。お願いします!

「な、なんなんだよっ⁉」

男性の持つ銃がカタカタと揺れる。

光忠の殺気に怯えているのだ。

「通りすがりのお兄さんだよ?」

光忠は、一歩一歩近づく。

「どうしたの?撃たないの?」

「だ、黙れっ‼」

「あ、そうだ。言うの忘れてたよ。後ろ、気をつけた方がいいよ」

光忠は、後ろを指差す。

男性が後ろを向くと同時に誰かが男性の銃を持った手を蹴る。

「ッ!」

「光ちゃん!」

「貞ちゃん!」

光忠は男性を背後から羽交い締めし、太鼓鐘は男性の顎を蹴る。

男性は、気絶して光忠が床に降ろす。

太鼓鐘は、光忠とハイタッチをして信乃の元に行く。

貴女「貞宗」

「お、信乃!大丈夫か?」

貴女「は、はい」

太鼓鐘は、ケラケラ笑うと頭を撫でた。









ーー

現世の家に戻ると、青江が柱に寄りかかっていた。

三人を本丸に先に帰るように言って、青江と二人で縁側でお茶をする。

「主、気になってる場所があるんでしょ?」

貴女「え⁉あ、、、何で」

「昨日から心ここに在らずって顔をしているからね。昨日の出陣で何かあったのかい?」

貴女「降谷さんのご友人が7年前の爆破事件で亡くなっていて、、、それでその事件場所に行きたいと思って」

「じゃあ、行くかい?石切丸さんも快く頷いてくれるよ?」

貴女「わ、私の我儘なんです。そ、それに付き合わせるのは」

「問題無いよ。他にもあるんでしょ?行きたい所」

青江は、クスリと笑う。

貴女「は、はい。お墓に、、その人のお墓に行きたいんです」

「何処までもお供するよ。主」

風がなびいて髪を揺らす。

青江は、笑顔を絶やすことなく信乃を見る。

貴女「ありがとうございます」

48話 伝言→←46話 距離



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (374 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1042人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!あと、14話履き続けるとありますが、吐き続けるではないでしょうか? (2018年11月11日 14時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 極部隊www恐ろしいwwwww私の本丸はまだ極が三人しかいません(泣) 江「和睦の道は、ないのでしょうか……」 (2018年2月23日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます! (2018年2月21日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 更新がんばってください! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2a7337f44e (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます!少し、時間軸が可笑しくなるかもしれませんが、よろしくお願いします! (2018年2月19日 18時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒狗 | 作成日時:2018年1月20日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。