45話 歴史2 ページ47
「物吉、あそこ見えるか？」
「はい。あちらはどうやらタイミングを見計らっているようですよ」
「んじゃ、やるか」
「はい！」
薬研は、前から奇襲をかけ敵を後退させる。後退させた敵を物吉が横から追い詰めて、合流地点へと誘導するのが今回の作戦だ。
「そーれっ」
蛍丸が敵を片っ端から片付けていく。
「おいおい、俺達の出番が無いじゃないか」
「倒したもん勝ちって国行が行ってたよ」
蛍丸は、大太刀を振り回しながら言う。
貴女「こんのすけ、他にいる？」
「はい。ここから3km離れた場所にいます！」
こんのすけは、地図を出して場所を確認する。
「こんのすけ、この爆破事件に一番関与してる人物って誰？降谷零と関係あるの？」
清光は、こんのすけに聞く。
「えーっと、萩原研二という人物です！降谷零とは同期ですね」
「へぇ〜、あの似非紳士の？」
清光は、嫌っているのか顔に出す。
「俺も知っている。妙な子供を連れていたな」
国広は淡々と語る。
「なんだ？まさか、隠し子かっ⁉」
鶴丸は嬉しそうに興奮して言う。
貴女「違う。コナン君」
「ほう、コナンというのか。って、今はそれどころじゃないか」
鶴丸は、国広の方を見る。
「取り敢えず、今いる敵を全て倒すぞ」
国広は、マントを翻した。
ーー
「こんのすけ、後、他にいるか？」
国広は、こんのすけに確認する。
「他は、、、大丈夫です。いません」
「ねぇ、こんのすけ。この、萩原研二って人がこの爆破事件に何の関係があるの？」
蛍丸は、萩原の写真を指差す。
「萩原研二は、この爆破事件で亡くなります。一般人を逃す代わりに犠牲になりました」
貴女「、、、この人は、どんな思いだったんでしょうか」
「主、泣きそうな顔をするな。人の心は分からない。人の心が分かっていたら、苦労はしないさ」
鶴丸は、国広から信乃を奪い涙を拭ってやる。
「人を殺すことは、辛いんだ。見殺しにすることも。だが、俺達は歴史を守らなきゃいけない。どんなに逃げたくても俺達はそれに向き合っていかなきゃいけない」
鶴丸は、信乃を慰めるように背中を優しく叩く。
「本当は怖いんだよな。自分が関わった人間がもし、死んで時間遡行軍がその時を変えてしまおうとしたら、俺達は戦わなきゃいけない。そして、その人間を何としてでも殺さなきゃいけない。主の痛みは、ちゃんと分かっている」
その言葉に国広達は頷いた。
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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました！！面白かったです！あと、14話履き続けるとありますが、吐き続けるではないでしょうか？ (2018年11月11日 14時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 極部隊www恐ろしいwwwww私の本丸はまだ極が三人しかいません(泣) 江「和睦の道は、ないのでしょうか……」 (2018年2月23日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます！ (2018年2月21日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 更新がんばってください！ (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2a7337f44e (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます！少し、時間軸が可笑しくなるかもしれませんが、よろしくお願いします！ (2018年2月19日 18時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2018年1月20日 23時
