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34話 日常 ページ36

あの後、安室さんが帰って行き日常が訪れた。

貴女「行ってきます」

「主、行こっか」

「主、早く行かないと遅刻するよ?」

清光と安定に手を引かれて学校に行く。

すると、一人の女性が出て来た。

「Hello little girl.私は、クリスよ。宜しくね。そちらのknightsもね」

清光と安定は、信乃を背に隠し構える。

現世にいる間は、現世に合わせた服装をしているため、信乃が真名を呼ばない限り元の姿に戻れない。出陣の場合は違うが。

「そんなに警戒しないで。ただ、貴女とは友達になりたいの」

貴女「どう、、して、、?」

「だって貴女は、可愛いもの」

貴女「え、、えと、、、」

クリスが信乃に触れようとする前に清光と安定が遮る。

「残念だけど、触らせないよ。この子は、俺達に愛されてる」

「気を付けた方が良いよ。僕達は、この子の為なら何でもするから」

二人は、獲物を見つけた獣のようにクリスを見る。

クリスは、二人の雰囲気が変わり後ずさる。

貴女「清光、安定」

二人の服を引っ張り名を呼ぶ。

「あ、そうだよね。行こっか。遅刻したら大変だ」

貴女「うん。さ、さようなら」

「え、えぇ。さようなら」

クリスは、震える体を抱き締める。

「おい、何してやがる」

後ろから怒りを含んだ声が聞こえて振り返る。

「いえ、少し恐ろしいものを見ただけよ」

「テメェが恐ろしいと思うならそれは、本物だな」

「あら、信じてくれるの?」

「はっ、信じるしかねぇだろ。こっちにも殺気が伝わってたからな。それに、奴等は俺達にも気付いてた」

クリスは、驚いた目で彼等を見た。

「本当に恐ろしいわ。きっと、彼等には手を出したら私達の命はないわね」

「そうだな」

ジンは、煙草を取り出したがクリスに取られて持って行かれた。

「おい、俺のだぞ。ベルモット」

「煩いわよ」









ーー

「主、鶴丸から貰った兎のぬいぐるみ、離しちゃ駄目だよ。一応、お守りの役目もあるからね」

貴女「うん」

「じゃあ、学校、頑張ってね」

貴女「い、行ってきます」

「「行ってらっしゃい」」

信乃が校門をくぐると同時に二人は言い争いを始めた。

「はぁ、お前なに声揃えてんの?」

「お前の方だろ、ブス!」

「ブスじゃないし!主が可愛いって言ってくれたし!」

「僕も言われたことあるし!」

二人は、帰りながらも言い争いをしていた。

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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!あと、14話履き続けるとありますが、吐き続けるではないでしょうか? (2018年11月11日 14時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 極部隊www恐ろしいwwwww私の本丸はまだ極が三人しかいません(泣) 江「和睦の道は、ないのでしょうか……」 (2018年2月23日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます! (2018年2月21日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 更新がんばってください! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2a7337f44e (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます!少し、時間軸が可笑しくなるかもしれませんが、よろしくお願いします! (2018年2月19日 18時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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