30話 謎2 ページ32
港に着くと時間遡行軍はおらず、その代わりに二人の黒ずくめの男が二人いた。
「あぁ？」
「兄貴、、、どうしやすか？見られちまったかもしれやせん」
一人は、綺麗な銀髪をなびかせた煙草を吸う男性。帽子を深くかぶっていたため、顔は良く見えない。
もう一人は、サングラスをしていてまだ比較的、顔は見えた。
国広と伽羅は、刀に手を添えていた。
「てめぇら、運が無かったな。この俺達を見ちまったからには、生きては返さねぇ」
そう言って、銀髪の男が銃を構えた。
「お前も、俺達を見たからにはその記憶、消させて貰う」
国広は、信乃を降ろして隠れるよう言って正面を向き、刀を構えた。
貴女「国広、、伽羅、、、」
物陰から二人を見て、そっと呟いた。
そして、男性が銃を撃つと国広はそれを切り落とした。
「チッ！」
伽羅は、もう一人の男性を相手していた。
直ぐに決着がついたが。
「ふんっ、人間如きが俺達に敵うはずがないだろ」
伽羅は、刀を鞘に戻すと男性を引きずりながら信乃の元へ向かった。
「ほら」
伽羅が声をかけると信乃は、男性に向けて霊力を放つ。
「ウォッカ‼」
銀髪の男が叫ぶ。
多分、この人がウォッカなのだろう。
「余所見していていいのか？」
国広は、柄の方で銀髪の男の腹を殴った。
「かはっ、、、！」
そして、倒れた男性を抱えた。
「主、頼む」
国広は、男性を横に寝かせた。
貴女「この人、会ったことある」
そう、あの時ぶつかった人だ。
「本当か？」
伽羅は、ずいっと近付く。
貴女「は、はいっ！」
「取り敢えず、記憶の消去は終わった。そろそろ時間だ。集合場所へと向かうぞ」
国広は、立ち上がると月を見て走った。
伽羅は、信乃を抱き上げると国広の後を追った。
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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました！！面白かったです！あと、14話履き続けるとありますが、吐き続けるではないでしょうか？ (2018年11月11日 14時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 極部隊www恐ろしいwwwww私の本丸はまだ極が三人しかいません(泣) 江「和睦の道は、ないのでしょうか……」 (2018年2月23日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます！ (2018年2月21日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 更新がんばってください！ (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2a7337f44e (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます！少し、時間軸が可笑しくなるかもしれませんが、よろしくお願いします！ (2018年2月19日 18時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2018年1月20日 23時
