42話 存在4 ページ47
ご飯を食べ終え、政府からの手紙を読んでいると審神者部屋の部屋のドアが叩かれる。
膝丸が警戒してドアを開けると、眼鏡をかけた男性と、昨日椿の首を絞めた少年がいた。
貴女「ぁ、、、」
少年に気付き小さく声を出す。
「すみませんけど、審神者おりますか?」
「蛍、、蛍丸を治して欲しいんだっ!」
「主は、立て続けに霊力を使ったため今は無理だ」
貴女「膝丸」
椿は、膝丸の服の裾を引っ張る。
貴女「大丈夫、できる」
「あ、主っ⁉駄目だ!次はあの程度じゃ済まないぞっ⁉」
貴女「私はこの本丸の刀剣達を治しに来たの。この考えは変わらない」
目で『やりたい』と訴えると膝丸が先に折れた。
「はぁ、分かった。だが、危ないと思ったら直ぐに止めるからな」
貴女「うん、ありがとう」
椿は、少年から蛍丸を受け取り早速、霊力を込める。
「ほぉ、今回の審神者はんは、なんやえらい霊力してはりますな」
「すげぇ」
「お前らなんぞに主は渡さんっ!」
「まぁ、国俊もこう言ってはりますし今日は特別で、、、とはいきまへんか?」
「うーん、それは主が決めることだよ」
「兄者!」
髭切が国俊の頭を撫で、そのまま首へと手を滑らせる。
「主に何かするなら、、、この首、引き千切ってしまうよ?」
髭切は、クスクスと笑い二人をソファに座らせる。
「お茶でいいよね?」
髭切は最近、紅茶にも手を出し始めていた。
特に、ダージリンがお気に入りだ。
ーー
とても大きい刀で霊力を沢山使う。
途中、使い過ぎのせいか一瞬、吐き気がした。
それをなんとか堪え、続ける。
貴女「お、終わった」
外を見たら既に暗くなっていた。
貴女「そろそろ寝よ」
動くこと自体が面倒で、床で寝ていると誰かに抱き抱えられている感覚がした。
夢だと思い、また微睡みの中に入った。
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紅桜 - 黒狗さん» 同士がいらっしゃった…!!! (2018年1月13日 6時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 紅桜さん» どうも、源氏兄弟大好き人間です! (2018年1月9日 15時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 兄者が今日も尊いです・・・ (2018年1月9日 15時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 樹さん» か、帰ってきますよ! (2018年1月8日 21時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あ、愛染!?大丈夫だよ!蛍は帰ってくるよ!← (2018年1月8日 21時) (レス) id: abbeb7a778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒狗 | 作成日時:2017年11月25日 15時