恋に落ちていく《長谷川慎》 (ページ3)

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引っ越してからの運命③ ページ3

頭の中は長谷川慎でいっぱいで、もう1日が過ぎていた。

私は昨日と同じく朝早く家を出てコンビニに無意識に行っていた。

ほんとに無意識で頭の中はずーっと長谷川慎。
誰に話しかけられても耳から耳へと抜けていく。
いやもう聞こえてもない。

そんななか周りを確認し慎くんはいないと思ってコンビニをでた。

昨日は入り口で会えたのに今日は会えない。

そんなことも考えてしまって、ますます慎くんでいっぱいだ。

落ち込んでいる中下を見ながらとぼとぼ歩いていると前からスマホをいじった背の高い男性がぶつかってきた。

A:痛っ、、、

???:いったあー(頭を掻きながら)

私は上を見上げたそこには_______

長谷川慎が立っていた。

なぜ、なぜ慎くんが前にいるの！？
私は慎くんとぶつかったの！？
パニック状態だ。

1人であたふたしていると

長谷川慎:あっ昨日コンビニの入り口で、、？

A:えっなんで！？なんで覚えてるんですか！？

長谷川慎:いやちょっと変すぎてインパクト強すぎたし？

A:わああああ最悪だああああ

長谷川慎:ほらまた変になってる、面白いですね
(そう言いながら顔を覗き込んでくる)

私は慎くんと顔の距離が1mもないくらいでものすごく焦っていた。

長谷川慎:あっ間に合わねえ、じゃっ

A:ええっん！？え！？

これは夢！？また夢なのか！？
もうなにがなんだから分からなくなっている。
そんななか昨日と同じように学校へと向かった。