そして ページ8
LT「……、そんな辛そうな顔するなら。
俺の元へ戻っておいでよ」
そう言いながらチュッと内腿にキスをして。
視線が合うと彼の腕の中へ強く抱き寄せられた。
懐かしい感触に本当に自然と目が閉じていく。
そして 背中にゆっくりと手を回した。
LT「……もう、隠さなくていいよ」
え
LT「この子のことも。
なぜ離れたのかも。
全部…受けとめるから」
ポツリポツリ。
確実に一つ一つの穴を埋めていくように。
私よりもずっと強い眼差しで。
「どうして…知ってる、の？」
ポロリと落ちた私の涙を掬って。
LT「ヌナのことを見ていれば分かるよ。
いつもと違う歩き方。抑え気味の化粧。
動きやすそうな服装も靴も、時折お腹を庇う様子も」
そう言いながら
何度も頭を撫でてくれる彼の手が優しくて、
「ジョンス……ずっと隠してたけど。
私、いつか目が見えなくなるなるかもしれないの」
頼ってしまった。
一瞬 驚いたような顔をしたジョンスは
しばらく沈黙したままだった。
LT「コレ…」
ポケットから掌へと乗せられたのは私の胸元にもついているあの指輪。
LT「覚えてる？」
天使がモチーフのシンプルなデザイン。
これを渡してくれたのは
今と同じくらい寒い冬の夜だった。
度重なる海外公演のせいで、ろくに会えない日々が続いて、結局いつまでも大人ぶって寂しさを伝えられない不器用な私の異変に、彼が気付いてくれて。
クリスマスの夜にプレゼントされた大切なもの。
二人で生きようと約束を誓ったあの大切な想い出が蘇る。
LT「この指輪に誓ったよね…Aも俺も。
俺は『どんな時でもヌナの側にいるから』って誓った。もう分かってると思うけど、生半可な気持ちでそういうことを約束する男じゃないよ？俺は」
そう寂しそうに笑うジョンスは静かに泣いていた。
「ごめん。私、もっと早く伝えるべきだったね。
あの日約束したよね、ジョンスの前では素直でいるって。約束破ってばかりでごめん」
ふうっと息を吐いて、
私の薬指にそっとキスを落とす。
その意味って、、
LT「結婚しよう」
・
「Aさんがいなくなると寂しいですけど、本当に良かったです。幸せになってくださいね」
「本当に今までありがとう、ユミちゃん」
電話を切ると、見慣れたドアノブに手をかけた。
これから私の生活が始まる。
ガチャッ
扉を開けた先に
LT「おかえり、A」
愛する夫がいる生活へ
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凛音(プロフ) - りんさん» 韓国っぽくていいかなと(笑)私もこんなプロポーズされてみたいって思いながら考えてみました♪大好きな「Marry U」とともに♪ (2016年12月25日 21時) (
レス) id: 2e70513f2b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんぎゅのプロポーズもうロマンチックです。(〃ω〃) (2016年12月25日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» 私、怖くて親知らずは育てたままで(T_T)勘違いからの必死のプロポーズでしたが(笑)楽しんでもらえて嬉しいです♪ (2016年12月19日 13時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - やーさんさん» 胸キュンしてもらえましたか〜(*≧∀≦*)ありがとうございます！保健室の先生は兄さんで妄想してくれたんですね！2人目です(笑)久しぶりの高校生リョウク、楽しかったです♪ (2016年12月19日 13時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 親知らず痛いです。わたしは2本抜きました。(*´-`)次の日も痛いので薬を飲んで仕事しました。(〃ω〃)楽しくプロポーズうれしいかった(〃ω〃) (2016年12月18日 23時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まさ・紫桜雲・yumika0404・ちぇ。・向日葵・凛音・ゆきゅ x他1人 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/non-m-h-e0128/
作成日時：2016年11月25日 1時
