幸せすぎた日々の現実 ページ4
「先日よりも視野狭窄が進んでいますね」
「……はい」
「進行スピードはそこまで早くないですからこのまま点眼を続けていきましょう」
どう…伝えるべきだったんだろう。
この病を、この状況を。
網膜色素変性症。
難病とされるこの病気は殆どが遺伝が原因の病気。と言っても私の場合は遺伝性ではない。
そして、大切な事はこの病気の特徴は進行を遅らせるしか方法が無く、個人差により進行スピードは異なり失明する可能性もあるということ。
それともう一つ。
子供が出来た場合は子供に遺伝する可能性が十分にあるということ。
出会った時に言うべきだったのかな、
私達が愛し合うという事は
ジョンスにとっての足枷が増えることになるって。
もう、何もかもが遅かった。
この事を話すタイミングも
私の病気も
全てが私の判断ミスで起こった過ち。
「ハァ…帰ろう」
寒くならないようにとお腹に配慮して歩く鏡に写る自分の姿が。とてもじゃないけど幸せとは呼べなくて、新しい命を授かった私の胸にはもう罪悪感しかなかった
「ただいま」
ジョンスの帰って来ない部屋になってもう一週間。
この部屋が無性に寒く感じるのは彼が帰って来ないからか、それとも部屋が変わったからか。
前者では無いはず、
きっと。
「おかえりなさい、オンニ」
彼の家を出て一人暮らしをする事に決めた私に不便だからと一緒に住んでくれる事になった職場の後輩のユミちゃん。彼女はお店にいる唯一の日本人で、本当に優しい良い子。
「オンニ…本当にこれで良かったんですか？」
食事をしながら手を止めた彼女。
「良かったのよ」
「でも、、毎日あの席に座って
Aさんを待ってますよ」
その話を聞くだけでジョンスのあの暖かい腕が恋しくなる。またあんな風に幸せな日々を感じれば自分の置かれている状況を忘れてしまうだろう。
きっと、私の病気を知ったら彼の悩みの種を増やすだけ。それに目が見えなくなってしまったら苦労をかける。子供がいる事を知ったら今の仕事だって多くのファンを悲しませる事になる。
こんな風にも思った。ジョンスは面倒見がいいから…良いパパになるって。でも彼は仕事が忙しいアイドルだ。万が一目が見えなくなったら、、
彼の人生に私という負担を掛けたくなかった。
もうこれ以上この笑顔を悲しませたくなんてない。
だから私は彼のジョンスの元を去ったの。
彼が吹っ切れるように
わざと冷たい言葉を言って
先に進めるように
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凛音(プロフ) - りんさん» 韓国っぽくていいかなと(笑)私もこんなプロポーズされてみたいって思いながら考えてみました♪大好きな「Marry U」とともに♪ (2016年12月25日 21時) (
レス) id: 2e70513f2b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんぎゅのプロポーズもうロマンチックです。(〃ω〃) (2016年12月25日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» 私、怖くて親知らずは育てたままで(T_T)勘違いからの必死のプロポーズでしたが(笑)楽しんでもらえて嬉しいです♪ (2016年12月19日 13時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - やーさんさん» 胸キュンしてもらえましたか〜(*≧∀≦*)ありがとうございます！保健室の先生は兄さんで妄想してくれたんですね！2人目です(笑)久しぶりの高校生リョウク、楽しかったです♪ (2016年12月19日 13時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 親知らず痛いです。わたしは2本抜きました。(*´-`)次の日も痛いので薬を飲んで仕事しました。(〃ω〃)楽しくプロポーズうれしいかった(〃ω〃) (2016年12月18日 23時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まさ・紫桜雲・yumika0404・ちぇ。・向日葵・凛音・ゆきゅ x他1人 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/non-m-h-e0128/
作成日時：2016年11月25日 1時
