十二天将との対決 休憩編その二 ページ11
noside
Aが倒れた後、有馬は彼女を部屋まで運んだ。
A「う、うぅん…あ、れ。ここは…」
有馬「目が覚めたようだね?大丈夫かな」
A「っ!?(土御門有馬!?ど、どうしてここに!?)」
Aは目が覚めると見覚えのある部屋の天井と、土御門有馬の顔が見えて驚いて起き上がった。
しかし起き上がると同時に激しい頭痛に襲われた。何とか頭痛をこらえて立ち上がると、有馬に説明を求めた。
A「どうしてあなたがここに?」
有馬「ん〜、君が倒れたからこの部屋に運びに来たんだよ」
A「そうだったんですか…ありがとうございます」
Aは有馬に向かって頭を下げた。
有馬「それにしても、君は無理をするねぇ6連戦なんて普通に無理があるでしょ。しかも相手は十二天将だよ?」
A「…たとえそうだとしても、僕は怖かったんです。彼奴等が来るかもしれないと思うと」
Aは頭を下げたまま言った。有馬はため息を一つ吐くとAの頭を撫でた。
有馬「そっか、でも今は大丈夫だろう?」
A「っ!?…はい」
有馬「休憩はまだあるからしばらく休むといいよ」
有馬はそれだけ言うと扉から出ていった。
それとは入れ違いになるように十二天将が部屋に入ってきた。
A「…十二天将がお揃いでなんのようでしょう?」
Aは全員揃ってやってきた十二天将に警戒しながらいった。
すばる「まぁまぁ、そんなに警戒しなさんな」
士門「そうだ、我々は別に怪しいものというわけではない」
すばると士門がAの警戒を解こうと少し前に出るが、Aはより警戒を強めて後退りした。
A「それ、怪しい人が言うセリフNo.1なんですけど」
勘九郎「そうッスよ、士門君。はじめましてッスね僕は水度坂勘九郎ッス。よろしくお願いするッスよ」
勘九郎はAに握手を求めた。
A「(!?!?え、お、推しから握手を求められてる?え、スキ)」
Aは恐る恐る手を差し出した。それを見逃さず勘九郎はAの手を握った。
新「ふむ、私は嘶新。よろしくねAたん」
新も、Aのもう片方の手を握った。
A「っ!?!?AA…よろしく(え、え、推しが尊い)」
Aは驚きながらも握手を交わした。
その後、Aはしばらく休憩をして再び対決へと向かった。
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神月雪(プロフ) - nanasiさん» 返信遅くなってすみません!!ありがとうございます!すごく嬉しいです!不定期な投稿になるとは思いますがこれからも読んでくれるとありがたいです!! (2月25日 21時) (レス) id: c3e29a7be9 (このIDを非表示/違反報告)
nanasi - すごく面白いです!更新頑張ってください!! (10月27日 14時) (レス) @page10 id: 055557dae7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神月雪 | 作成日時:2023年6月8日 17時