いつまでも俺の隣で(緑) (ページ7)

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改めてページ7

「水族館楽しかったです！」

『Aちゃんクラゲんとこ長かったよな笑』

「可愛かったですから！」

駅までの道のりを手を繋ぎながら帰る。

普段やったら絶対せえへんし、今までやったら考えられへんけど、なんでやろうな。

「あの、聞いてもいいですか？」

『おん、なんでも聞いてええよ』

「なんで、、私なんですか？」

『、、え？』

「だって、大倉さんならもっと可愛くていい子と付き合えますよね？」

私なんてもったいないですって言うねん。

「それに会うのだって2回目だし、、」

『そんなん関係ないやん？』

「え？」

『俺、好きって思ったのめっちゃ久しぶりやねん』

ついこの前まではクラブ行ってその辺のチャラい女抱いて、面倒くさくなったら切り捨てて、後でめんどくなるから彼女も作らんとフラフラしてきたんやから。

『Aちゃんに会った時この子や！って思ってん』

ほんまにそう。

バーで初めて見た時の笑顔とマスターとの会話の雰囲気、それに今日のデートでほんまに落ちてもうたもん。

「、、なんだか恥ずかしいです//」

『自分が聞いてきたんやろ(笑)』

「こんな真面目だと思ってなかったですもん」

『Aちゃんはなんで俺なん？』

「んー、イケメンな所と大食いなところと、、」

やっぱ芸能人やからこういう所ばっか見られてんのやろなって少しがっかりした。

「あと、、」

こうやって歩幅を合わせてくれる所です。

『どゆこと？』

「なんというか、こう、、」

どれだけ私がクラゲ見てても文句言わずに居てくれた所が凄く嬉しかったんです。って。

『なーんも意識してへんかったわ笑』

「本当ですか？笑」

『ほんまよ！』

「改めて言うと恥ずかしいですね//」

『俺も恥ずくて顔熱なってきた(笑)』

ほんま、好きなところなんて改めて言うもんやないわ。