いつまでも俺の隣で(緑) (ページ38)

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迫る(your side) ページ38

大倉さんが大阪に行ってもう2日。

大阪に着いたっていう連絡から大倉さんから何も無くて、きっと忙しいんだろうな。

寂しいけど私から連絡するのは控えてた。

『、、あぶな、、』

最近立ち上がったりするとクラっとする。

元々貧血持ちだったからあんまり気にしてなかったけど、体調もあんまり良くないしな、、

明日も体調悪かったら病院行こうなんて思いながら出勤した。

『おはようございます』

ｶﾅ「Aおはよー」

『カナちゃんおはよ』

ｶﾅ「元気？」

『元気だけど、どうかした？』

ｶﾅ「体調悪くなったら早く言いなよ？」

『うん、ありがとう、、？』

同期のカナちゃんは私が病気なのを知ってる。

というか、話した。

入社した時に迷惑かけると思ったから。

それ以来私のことを気にかけてくれるから、安心して働けてる。

資料を整理したりしてたらいつの間にかお昼休憩の時間で思ったより体調が良くてホッとした。

午後の勤務が始まって2時間が経った頃、お手洗いに行こうと思って席を立った。

席を立った時またクラっとしたけどすぐに良くなって大丈夫だろうと思って特に気にしてなかった。

私の部署がある階にはお手洗いが無いから1つ上の階に行かなくちゃ行けなくて、階段を登った。

『はぁ、、』

階段を登り始めると息切れし始めて、なんだか胸がドキドキする。

『やばい、、』

そう思った瞬間胸がドキンって大きく鳴った。

ｶﾅ「A！！」

遠くの方でカナの声が聞こえて私は意識を手放した。