愛してあいしてアイシテ《ar×ym》

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ｙmside
伊野ちゃんからの電話でどうしたらいいか分からずにずっと放心状態だった。

どうすれば…。

きっと大ちゃんは伊野ちゃんの家にいるだろう。

行くべきか…行くべきじゃないか…。

『…、…すけ………けくん』

もし行ってだいちゃんに拒絶されたら？
俺はその後立ち直れる？

『…すけくん……りょうすけくん！』

名前を呼ばれて勢い良く振り返ると……

ものすごくチャラそうな男の人。

見たことあるような…。誰だっけ。

『ははっ、誰？って顔してるよ。まぁ無理もないか。あったの1回だけだし。ほらっ、大貴の元彼の…』

「………………あっ！雄也さん！」

『覚えてくれてたんだー笑
涼介くんなんかあった？顔真っ青だったけど』

「…それが………」

俺は雄也さんに全部全部話した。
その間雄也さんはずっと静かに聞いてくれて。

『…よし！大貴を助けに行くぞ！』

「えっ、でも大ちゃん俺の事嫌いかも…」

『嫌いなわけねぇだろ？俺が何回涼介くんの惚気を聞かされたことか…。まぁとにかく！その元カレくんの家連れて行ってやるから。
行こうぜ！』

雄也さんは有無を言わせずに俺の手を引いて来た。

そうだよ。だいちゃんが俺を嫌いになるはずがない。
それだけは自信あるかも。


待っててね大ちゃん。
今行くから。



-------------ｷﾘﾄﾘｾﾝ--------------

あけましておめでとうございます！
今年もよろしくです！

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