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山田side
高木さんは「用があるから！」って言いながらすごい勢いで帰っていった。
え？色々と何が起きた？
高木さんは元恋人で、それに加えて大ちゃんは彼女のポジション…。
え！嘘でしょ。もう嫉妬する気も失せたわ。
『と、とりあえずもう帰ろっか。』
難しい顔をして考えている俺を、怒っていると勘違いしたのか少し焦りながら俺の手を引いた。
「あの、大ちゃん」
『山田、詳しいことは病院で話すから。』
大ちゃんは背中越しに言った。
━━━━━━━━━━━━━━━・
「ねぇ、話してよ。」
『うん。』
病室についても大ちゃんは黙ったままで、痺れを切らした俺は声をかけた。
『高木は、中学生の時ぐらいに付き合ってた恋人なんだ。今は普通の友達だよ？あっちにもパートナーがいるし、俺にもパートナーができてるから。』
「大ちゃんと高木さんはパートナーじゃなかったの？」
『違うよ。ただ付き合ってただけ。それに俺も高木もDOMだし。まぁ中学生だから、あんま良く理解してなかった。』
「ふーん。大ちゃんは彼女のポジションだったんでしょ。」
『まぁそうですね。』
「どこまでしたの？」
『え！？それ言う必要ある？』
「ある！」
『キス以上のことはしてないから大丈夫。』
「じゃあキスはしたってこと？」
『…はい。』
それを聞いた途端今まで無かった嫉妬心がみるみる上がってくる。
前の恋人のことなんだからそんなに嫉妬したらダメだってわかってる。
俺の場合は前の恋人と結構ソウイウことしてきてたから。
だけど、1度芽生えた嫉妬心はもう止まらない。
「ねぇ大ちゃん。キスしてよ。」
『え？』
「いいから。」
『山田。お前嫉妬してんの？』
なんでこいつは勘づくんだよ！！も〜恥ずかしい。
「だって。俺、高木さんとはしてない所までしたい。キスも、キス以上のことも。」
『はぁ。マジで言ってんの？』
「ごめん！今のは忘れて。気持ち悪いよね。勝手に嫉妬しちゃっte」
その言葉は大ちゃんの唇によって塞がれた。
唇が離れた時、目に映ったのは雄の目をした大ちゃん。
その姿に全身がゾクゾクした。
※次、裏入ります。
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slowry - ゆいかさん» 更新したいのは山々なんですが、なんとパスワードを忘れてしまいました泣今「満たして乱して溺れて」っていう小説を書いているのでその小説が終わったら続きを新しい小説として出そうかと思っています。題名はそのままにするので検索してもらえれば嬉しいです (2022年2月12日 22時) (
レス) id: a94a18198a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか - もう更新しないんですか?? (2021年12月26日 18時) (レス) @page48 id: 86d46ef939 (このIDを非表示/違反報告)
かぷな（slowｒｙ） - ありやまが大好きなれーな。さん» わぉぉぉ！（？）コメントありがとうございます！受験終わったらすごい勢いで更新しますので待っていてください！ (2021年1月1日 8時) (レス) id: 316dc2a22d (このIDを非表示/違反報告)
ありやまが大好きなれーな。(プロフ) - 更新ありがとうございますっっ！待ってました（ ; ; ）邪魔するいのちゃん、、2人は間に合うのか、、続きが気になります！！これからも頑張ってくださいっ！ (2020年12月31日 20時) (レス) id: 18de2ba8af (このIDを非表示/違反報告)
slowry - みるくプリンさん» わぁ！コメントありがとうございます！☆つけてくれてありがとうございます！アドバイス嬉しかったです！誤字が多かったので気をつけていこうと思います！ (2020年6月11日 16時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷな（slowry） | 作成日時：2020年3月3日 12時
