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山田side
手渡された目の前の物に俺は目をキラキラとさせる。
「クレープ久しぶり!ありがと大ちゃん!」

『そっか!それは良かった。あ、ベンチ空いてるからそこで食べよ。』

大ちゃんはクレープを持っていない方の手で俺の手を握って引っ張った。

久しぶりに食べたクレープ。大ちゃんといるからなのかとっても美味しく感じた。

『山田、クリーム口についてる。』

「へ?どこ!?」

『こーこ』

大ちゃんから伸びてきた指は唇の端の方を撫でた。
そしてその指は大ちゃんの舌へと行った。

『ん、うまい。』

そんな彼の仕草にドキッと胸がはねる。
あ”〜俺、重症じゃん。

『よし、そろそろ時間だし、帰るか!』

やだ。まだ居たい。大ちゃんと離れたくない。



なんて頭に浮かんだけど、素直じゃない俺は言葉にすることは出来ない。


'有岡くん!!'

俺が俯いていると、後ろから低めの声が聞こえる。
なんだろう。大ちゃんの知り合い?
振り返るとブンブンと大きく手を振るスタイル抜群のイケメン。


『あ、高木…』


高「有岡くん久しぶりだね!相変わらずちっちゃいね!」


『これでも伸びた方なんだよ!ばーか!』


親しげに話す2人。俺の入る隙なんてない。
2人見つめていると高木さんと目が合う。

高「うっわ、むっちゃ可愛いじゃん!名前なんて言うの?」

「……山田…涼介です。」

高「山田くんかー!俺、高木雄也。大ちゃんの元彼でーす!」

え?'元彼'?どういうこと。

『ちょっ、お前バカ!』

大ちゃんは必死に高木さんの口を塞いでる。


どういうこと?



もう情報多量で俺、フリーズしそうなんですけど。

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slowry - ゆいかさん» 更新したいのは山々なんですが、なんとパスワードを忘れてしまいました泣今「満たして乱して溺れて」っていう小説を書いているのでその小説が終わったら続きを新しい小説として出そうかと思っています。題名はそのままにするので検索してもらえれば嬉しいです (2022年2月12日 22時) (レス) id: a94a18198a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか - もう更新しないんですか?? (2021年12月26日 18時) (レス) @page48 id: 86d46ef939 (このIDを非表示/違反報告)
かぷな(slowry) - ありやまが大好きなれーな。さん» わぉぉぉ!(?)コメントありがとうございます!受験終わったらすごい勢いで更新しますので待っていてください! (2021年1月1日 8時) (レス) id: 316dc2a22d (このIDを非表示/違反報告)
ありやまが大好きなれーな。(プロフ) - 更新ありがとうございますっっ!待ってました( ; ; )邪魔するいのちゃん、、2人は間に合うのか、、続きが気になります!!これからも頑張ってくださいっ! (2020年12月31日 20時) (レス) id: 18de2ba8af (このIDを非表示/違反報告)
slowry - みるくプリンさん» わぁ!コメントありがとうございます!☆つけてくれてありがとうございます!アドバイス嬉しかったです!誤字が多かったので気をつけていこうと思います! (2020年6月11日 16時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かぷな(slowry) | 作成日時:2020年3月3日 12時

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