ユノの妹？

私と？ ページ19

ジョンスさんのリクエスト。


《2人前のパーティ料理》


あぁ……


やっぱりいるよね。


どうして胸が痛くなるんだろう……


さ、作ろう。




どんなパーティ料理がいいか聞いたら、誕生日パーティーみたいな感じって返ってきた。


オードブルを作って、小さめのちらし寿司。


ケーキ型にして、サーモンでお花を作って……


ワインとかで乾杯かな？


チーズも入れた方がいいかな？


飾りのトマトやブロッコリー、レタスなども持って、ジョンスさんのお部屋で飾り付けしよう。


大きなお皿あるかな？


うちにも無くて、一応重箱を持って、ジョンスさんの部屋に向かった。






お邪魔します……


LT 「A、いらっしゃい」


A 「ジョンスさん……すみません。遅かったですか？」


LT 「ううん、早いくらい」


A 「すぐに用意しますね。あ、大きなお皿ありますか？」


LT 「あー、無いな」


A 「じゃあ、重箱に詰めてもいいですか？」


LT 「いいよ。見ててもいい？」


A 「はい」









A 「終わりました。じゃ……」


LT 「あのさ、」


A 「え？」


LT 「仕事終わった？」


A 「はい。今日は終わりです」


LT 「じゃ、座って」


A 「……はい」


LT 「ちょっと待ってね」




ケーキを持ってきたジョンスさん……


私の前に置いて……


プレートには、Aいつもありがとうって書いてある。


LT 「まずは、お願い事して ふぅして」


A 「私？」


LT 「早く！ロウが垂れちゃう」


A 「はい！」


"ジョンスさんの笑顔が見たいです"


フゥ


パチパチ。


LT 「この間は看病してくれて、ありがとう。もっと早くお礼したかったけど……忙しくてごめんね。今日は、Aとゆっくり話ししたくて。嫌？」


A 「いえ…嬉しいです。」


LT 「本当はレストランとか行きたかったんだけど、Aの料理の方が美味しいから……自分で作らせてごめんね。あ、飲み物は何がいい？たくさん用意したから、好きなの言って」


A 「じゃあ、ビールありますか？」


LT 「あるよ。あ、いいから！Aは座ってて」


A 「あ、仕事終わりのメール送っていいですか？」


LT 「良いよ。って誰に？って聞いてもいいの？」


A 「はい。アッパです」



目の前には オシャレなグラスにビールが注がれ、ジョンスさんは カクテル。


LT 「乾杯」

LT→←HC

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す